▲スプリトの旧市街
クロアチア第二の都市であるスプリトは、実際に訪れるとかなり大きくて活気がある街で、首都ザグレブより賑わっているのではないかと思えるほどです。
また、世界遺産に指定された旧市街には、銀行やショップ、飲食店などが軒を連ねていて、歴史的な建造物と現代の賑わいが共存する面白い場所でもあります。
そんなスプリトで旧市街を見学した後、そのまま歩いてレストランに向かいました。
今日のディナーは、コノバ バロス(konoba VAROS)というレストランでいただきます。何と100年以上も続いているという老舗だそうです。
▲レストランkonoba VAROS
このレストランの特徴は、豪快な大皿料理です。
大きなプレートに人数分を盛られた料理がテーブルに到着したら、思い思いに取り分けていただきます。
牛肉や白身魚のカルパッチョ、ボウルで供されるサラダ、焼き野菜、シーフードのフリッター、大きなミックスグリルなど、どれも大変おいしくいただきました。
個別に取り分けたり几帳面に盛りつけたりしない代わりに、「とにかくおいしく作ってすぐ出す」、というポリシーが感じられます。
▲牛肉のカルパッチョ(野菜、チーズ、オリーブを添えて)
▲白身魚のカルパッチョ(野菜とチーズも)
▲シーフードの大皿(小魚の素揚げ、白身魚のフリッター、タコの唐揚げなど)
▲野菜の大皿(焼きナス、ズッキーニ、葉野菜など)
▲肉の大皿(ミックスグリル、フライドポテトなど)
▲どんどん運ばれてくる大皿料理に、食卓が盛り上がる!
▲自分でどんどん取っていただく!
▲ピークが過ぎてもにぎやかな厨房
前菜のカルパッチョはフレッシュに、焼き野菜は温かく、ビネガーで和えた野菜はほど良い馴染み加減で、そしてメインの肉はあくまで豪快に!
ポーションは大きいのに油や調味料のしつこさを感じない、数名で楽しく囲む食卓にピッタリのご馳走でした。
ガラスの向こうに見えた調理場は、いかにも「うまいものをバンバン出してやった!」という名残が見えます。
スプリトのレストランkonoba VAROSは、そんな心意気が感じられて、100年以上続いているというのも納得の、とっても豪快でおいしいレストランでした。
▲食後のコーヒー