▲ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
11月の始めにタイのバンコクに行ってきたので、その時訪れた寺院などをご紹介します。
仏教の国というだけあって首都バンコクには多くのお寺があり、日本の質素なお寺と違って、タイの寺院(Wat)はどれも煌びやかな装飾を施されていて見ごたえがありました。
ワット・プラケオ
こちらはワット・プラケオという、タイで最も有名な寺院で、通称「エメラルド寺院」と呼ばれます。
全体が黄金に輝く中にも、中に入るとその名の通り、ところどころで緑色が光を放っていました。
ワット・プラケオを拝観するために観光客は500バーツ(約1500円)が必要ですが、それを支払ってでも行く価値がある場所だと思います。
▲ワット・プラケオの装飾
色が美しい上に、建物の全てに華やかな装飾が施され、じっくり見たい方は半日かかるかも知れないほど、一つ一つが細かく作られています。
ワット・ポー
バンコクでは、徒歩圏内にいくつかの仏教寺院があるのも魅力の一つです。
ワット・プラケオから徒歩15分ほどの距離にあるワット・ポーは、別名涅槃寺(ねはんじ)と呼ばれ、大きな涅槃像(寝釈迦像)が名前の由来です。
▲ワット・ポーの涅槃像
涅槃像は全長46m、高さ15mと圧巻の大きさで、お堂の中を1周して像を見学できるようになっています。
存在感がすごいので、つい涅槃像にばかり目がいきますが、堂内の壁画も大変細かく描かれているので2周してもいいかもしれません。
堂内にあるお賽銭入れに専用のコインを入れて、祈願することもできます。
カラフルな仏塔
見どころの多いワット・ポーで、涅槃像と同じくらい有名なのが仏塔です。
▲ワット・ポーの仏塔
タイでは仏塔もカラフルなタイルで装飾されていて、日本の五重塔と比べると実に華やかです。このような仏塔が境内に幾つもありました。
他にも境内を散策すると黄金の仏像が並んでいたり、大小さまざまな石像が並んでいたりと、たくさんの見どころがありました。
ローカルな水上マーケット
仏教寺院を見学した後は、タクシーで約30分ほどの距離にある、タリンチャン水上マーケットに向かいました。
観光地化されたダムヌン・サドゥアック水上マーケットとは違って、こちらは地元の方が多いのが特徴です。
網の上で魚を焼いていたり、鳥を焼いていたりするので煙がすごいのですが、それもまた魅力の一つで、タイの人々の生活を垣間見ることができました。
▲タリンチャン水上マーケット
▲マーケットで焼かれていた魚
ご紹介した寺院やマーケットの他、移動の最中には地元の方が売っているフルーツを楽しむこともできました。
全部歩いてまわるのは難しいですが、公共機関を使えば少し遠出することも可能です。
華やかな寺院を巡って、バンコクを自由に散策してみてはいかがでしょうか。