台湾の十分で、ランタン(天燈)に願いごとを書いて上げてきました。

十分の天燈上げ

▲十分(じゅうふん)で毎日行われる天燈上げ

有名な九份(きゅうふん)に近い観光地、十分(じゅうふん)

こんにちは。実は今回、初めて台湾を訪れた黒崎です。

台湾の観光地といえば、「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれる九份(きゅうふん)が有名ですね。

でも九份からそう遠くない場所に、十分(じゅうふん)という場所もあり、こちらも面白い味わいのある場所なのでご紹介します。

今日もたくさんの天燈(ランタン)が空を舞う

本当は、旧正月の頃にランタン祭りという大きな催しがあるのですが、普段から天燈(ランタン)はたくさん飛んでいます。

何しろ大勢訪れる観光客がひっきりなしに飛ばしているので、なかなか途切れることがありません。

ある程度十分の街に近づくと、空を舞う天燈(ランタン)を目にすることでしょう。

大きなランタンに願い事を書いて飛ばすわけですが、もうひとつ特徴的なのは、線路の上から飛ばすところです。

天燈に願いを書こう!

▲筆で願いを書きこむ

置いてある筆を使って、願いを書いていきます(この人が書いている内容はお気になさらずに…)

現役の線路なのに、普通に立ち入りができる、平渓線(へいけいせん)

十分の天燈上げ

▲人が多くて見えないが、実は線路の上に立っている

色によって価格が違う

▲ランタンに色分けと、価格の違い

価格は200台湾ドル~400台湾ドルなので、760円~1520円というところです。

色によって持つ意味が違うようですが、基本的にカラフルになるほど高くなります。

十分の天燈上げ

▲書き終わったらランタンを飛ばす

四面に願いを書いて飛ばすので、4名で一つが基本です。

この写真だと、皆が線路の上にいるのがよく分かると思います。

線路内は(本当は)立ち入り禁止

▲本当は線路は立ち入り禁止

立て看板には、線路内の通行は禁止で、結構な罰金も定められていると書かれていますが、気に留める人はいません。

後がつかえているのでガンガン願い事を書いて、写真を撮ってもらいながら空に飛び立たせます。

結構飛んでいくのが早いので、写真を撮る時はそのつもりで準備しておきましょう。

十分の駅と、まわりの様子

線路の上を歩く人たち

▲縦横無尽に線路の上を行き交う観光客

線路の上を歩く人たち

▲縦一列で線路の上を行く観光客(私の同行者です)

線路内は(本当は)立ち入り禁止

▲また書いてあるけど、気にする人はいません

十分駅

▲十分の駅のフォーム(列車は1時間に1本だけ)

電動スクーター

▲電動スクーターのレンタル

十分の屋台

▲線路の両脇には屋台が並ぶ

揺れるつり橋を歩く

▲つり橋

十分のつり橋は2つあって、上の写真は十分駅の近くにあるものです。

自由に渡れますが、渡った先には特に何もなく、ただ帰ってくることになります。

割と揺れるので、高所恐怖症の人以外はスリルを楽しみましょう。

もう一つは、十分瀑布という滝に向かう場所にあります。

一時間に一度だけ来る列車を撮影!

電車がやってきた!

▲列車が来ると、観光客は道を空けてカメラを構える

途切れることなくランタンを上げ、線路の上で思い思いに記念撮影をしていた観光客が、1時間に一度だけ、組織的な行動を見せます。

早い話、列車が来るためで、ボーッとしているとひかれてしまうので、皆急いで線路から退去します。

電車がやってきた!

▲一時間に一本の、列車がやってきた!

電車がやってきた!

▲かなりギリギリのところを通って行く

観光客は、列車が来るのも楽しみにしていて、線路からどくとスマホやカメラを取り出して撮影の体制に入ります。

うまく撮れなくでもまだ大丈夫。同じ時間に反対側からも来るので、その場合は逆向きの列車で再挑戦しましょう。

台湾のナイアガラ、十分瀑布(じゅうふんばくふ)

台湾のナイアガラ 十分瀑布

▲十分瀑布

時間があれば、少し歩いて十分瀑布も訪れてみるとよいと思います。

途中にはユラユラと横揺れするつり橋があり、それを渡ってしばらく歩けば到着します。

大きさはそれほどでもないですが、台湾のナイアガラというだけあって結構立派な滝ですよ!

十分はコテコテの観光地ですが、レトロでどこか懐かしい感じのするのが面白いですね。

訪れた時は、列車に気をつけてお楽しみください!

皆様もいい旅の添乗員と、何かを発見する旅に出てみませんか?

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