▲ラフレシア(開花3日目or4日目)
ラフレシアは、ボルネオ島やスマトラ島などの東南アジアの島やマレー半島に分布するラフレシア科ラフレシア属の全寄生植物で、世界最大の花として知られています。
多肉質の大形の花をつけるものが多く、大きなものは花の直径が90cm~1mにも達します。
花を咲かせるまでには非常に時間がかかり、つぼみに成長するまで早くて9か月、長いものは3年の歳月が必要と言われています。
また、地上に出たつぼみは徐々に膨らみ、開花まで約1ヶ月もかかります。
ところが咲いている期間は1週間程度と大変短く、咲かずに枯れてしまうつぼみもあります。
そのため、咲いているラフレシアに出会うことは、非常に幸運なことなのです。
▲ラフレシア(開花2日目)
▲ラフレシア(開花3日目とつぼみ)
▲ラフレシア(開花3日目)
▲ラフレシア(開花5日目)
そうしたわけで、いきなりジャングルに分け入って、先ごろのラフレシアに出会う確率はほとんどありませんが、ツアーでは国立公園のレンジャーとガイドが連絡を取り、タイミングや場所の見当をつけてご案内します。
レンジャーは国立公園に常駐しており、他の観光客を案内したレンジャーと常に情報を交換しているため、国立公園の敷地内にあるものなら、まず見落とすことはないそうです。
そうはいっても熱帯のジャングルを歩くのは少し疲れますが、せっかくの世界一の花を見る機を逃さず、ご一緒に頑張ってみましょう!