今回はボリビアの大都市ラパスの周辺観光をご紹介いたします。
月の谷
まずご紹介するのが「月の谷」です。こちらはラパスから少し離れた場所にあります。
月の谷と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、その名の通り、月や他の惑星に来たような風景が見られます。
▲月の谷
▲月の谷
似たような場所を挙げると、トルコのカッパドキアがあります。気球での観光が有名な場所ですね。
月の谷も広いので、一周すると約1時間はかかりますが、実際に自分の足で谷の中を巡るのがオススメです。足場はあまり良くないので、歩きやすい靴を履いていきましょう。
また、高いところから見渡すと、遠くの山あいに街並みが見える、素晴らしい光景を望むことができます。
▲山あいの街
固い岩が、風や水に浸食されたことによってこの地形ができたと思うと、自然の力強さを感じることが出来ます。
▲独特の地形をバックに記念撮影!
世界遺産ティワナク遺跡
次にご紹介するのが、ティワナク遺跡です。ティワナク遺跡に行くには、ラパスから車で1時間ほどかかりますが、遺跡好きにはたまらないスポットです。
日本ではあまり知られていませんが、2000年には世界遺産にも登録されていて、ティワナク文明はインカ文明よりも前に栄えたため、インカ文明に影響を与えたと言われています。
このように歴史上は非常に重要と言われているのに、保存事業があまり進んでいないため、寂れた雰囲気を漂わせています。
ですが、ティワナク遺跡には石で精巧に造られたカレンダーや時計があって、一つ一つの遺跡物を眺めると高度な文明に圧倒されます。
▲太陽の門
これは、カレンダーの働きも持っていたのではないかといわれる「太陽の門」です。
太陽の門は一枚岩で造られており、元は金で覆われていたそうなのですが、スペイン人が侵略した際全部持って行ってしまったようです。そういった意味でも歴史を物語る遺跡です。
個人的に面白いなと感じたのがこちらです。
▲穴の開いた岩
何だかお分かりでしょうか?実はこれ拡声器なのです。紀元前200年前~紀元後700年頃に既にメガホンがあったとは驚きです。しかも岩で作るとは面白いですね。
また、この写真のように、石を詰めたような造りの塀がありました。隙間なくきっちり組まれており、さすがはインカ文明の先駆けだと思わされます。
▲きっちり組まれた塀
▲石垣に埋め込まれた顔
他にも体に模様が描かれた像があったり、壁に埋められた顔が何体もあったりと、岩の加工技術が非常に優れていたことがわかります。
▲石の像
いかがでしたか?
ボリビアには、ウユニやラパス以外にも、ぜひ訪れてほしい観光ポイントがあります。
日本から遠い場所なので、せっかく訪れたならいろいろな場所を訪れてみてください♪