四川省、未開の花の観光名所!ミニヤコンガ西側で見られる高山植物と景色、注意点をご紹介します。
四川省の最高峰であるミニヤコンガ(7556m)山麓では、6月~8月の短い季節に豊富な種類の高山植物、花々を咲かせます。 広い中国内においても花の種類が豊富で、ブルーポピー(青いケシ)、サウッスレア(雪蓮)、ダイオウソウやいろんな色のサクラソウなど、見て、触れて、撮影して、素晴らしい景色とたくさんの花々に触れるとてもよいチャンスです。
ミニヤコンガ西側はこんな場所
ミニヤコンガ東側には海螺溝(ハイラコウ)という有名な観光地が開発されており、氷河や温泉などの施設もあり、四川省内において省都である成都からも比較的訪れやすい場所に位置します。
もちろんこのミニヤコンガの東側も魅力がありますが、ミニヤコンガ西側はもっと魅力ある地域です。まだ開発中ですが、ホテル、道路など、確実に整備が進んでおり、中国国内観光客も徐々に増えていますが、海外からの観光客が少ない地域です。
通年6月~8月は、ミニヤコンガ周辺には見事な高山植物も多く、特にミニヤコンガ西側はいろんな種類のきれいな高山植物を目にすることができるので、とても魅力ある地域と言えます。
そしてもうひとつ、ミニヤコンガの山の見え方です。無論、天候がよければですが、ミニヤコンガの西側からだと、とても素晴らしいきれいな山の稜線現れ、ピョコンと頭ひとつだけ、飛び抜けた山を確認することができます。これこそ四川省の最高峰ミニヤコンガ峰(7556m)なのです。
▲ミニヤコンガ峰(7556m)
ミニヤコンガの旅はこんな人におすすめ
ミニヤコンガのツアーは、お花好きにはたまりません。これらの花が見られる場所、車を降りた道のすぐそばから花が咲いているため、思うほど体力は使わずに高山植物の花々が見ることができます。
もちろん体力があれば少し奥の場所へ行ったり、或いは斜面の上に咲いている花を見に行ったりするなど、その場の状況や皆様の体調に応じた案内をいたします。
▲サウッスレア(雪蓮)
ミニヤコンガの旅に参加する場合の注意点
ミニヤコンガのツアーにご参加される場合、高所に行くこと、いることを自覚し、高度順応をしっかりとできるかどうかがとても重要です。 ツアー始めは息が上がるかもしれませんが、高度順応を考えたコースのため、身体を徐々に慣らしていただけるよう、宿泊地の海抜を段階的に上げてご案内するように心がけております。
そうは言っても、場所によっては、ゆっくりゆっくりと行動をし、たまに深呼吸をして呼吸を整えていただくこともあるかもしれません。ある程度慣れてきたとしても高所であることを忘れると、とんでもないことになりかねません。十分に注意して行動してください。
▲レウム・アレクサンドラエ
こちらで紹介している花はほんの一部です。実際のミニヤコンガ山麓ではもっと多くの花々をご覧いただけます。