【福井】東尋坊と恐竜博物館に行ってきました!(前編)

東尋坊

▲東尋坊の大池(高さ25m)

こんにちは。いい旅代表の黒崎です。プライベートの旅行で、ちょっと福井に行きました。

恐竜博物館がメインの目的なのですが、せっかくなので東尋坊も見てきました。

「福井県随一の観光地」「天下の奇勝」「自殺の名所」、様々な通り名を持つ東尋坊に行ってみると、天気がよくてとても穏やかな様子を見ることができたので、その様子をご紹介します。

神奈川からのアクセス

自宅は神奈川県の川崎市なのですが、北陸新幹線、東海道新幹線、羽田から小松への空路と検討してみて、最も便の良かった東海道新幹線にしました。

新横浜から新幹線(約2時間)に乗って滋賀県の米原(まいばら)で乗り換え、特急列車「しらさぎ」(約1時間)であわら温泉へ。東尋坊は、宿から車で20分ほどでした。

往路はタクシーを使ったところ、3000円ほどかかりましたが、復路をバスにしたら540円で済みました(東尋坊からのバスは30分に一本程度)。

本来、東尋坊の最寄り駅はえちぜん鉄道の三国駅で、そこからバスで15分ほどだそうです。

品数豊富な商店街

事前にHP等で見ていると、東尋坊の手前にある土産物屋や食事処は夕方5時頃で閉まってしまうとありましたが、夏休みで観光客が多いせいか、5時半頃まではある程度の店が開いていました。

今回は金曜日の訪問でしたが、お客が引けたら閉めるらしいので土日はもう少し開いているのかもしれません。

東尋坊タワー

▲東尋坊タワー(登ると500円)

鮮魚を扱う店は早々に閉まりますが、イカやタコを焼いたもの、アイスやかき氷を売る店は5時を過ぎても営業していました。

いくつか食事処があり、海産物を中心にメニューは豊富で、価格も特に高いということはないようです。

東尋坊商店街のアイス

▲アイス類と焼き物類(300~400円)。種類が豊富

イカの丸焼きやホタテ串が500円~、アイスやかき氷は300~400円ほど。焼き牡蠣やウニなどもあります。カニの販売もあり、こちらは5000円程度はかかりそうです。

東尋坊商店街の食事

▲食事処はメニューが豊富でさほど高くない

東尋坊で売られているお酒

▲日本酒なども多く並ぶ

東尋坊のカニ

▲カニは少々高い

ちょっと妙なものたち

商店街は思っていたより長く、コメントの難しい妙なものも含めて、いろいろな店がありました。

謎の像

▲「130万円を60万円で買ってください」とある(意味不明)

様々なTシャツ

▲様々なフレーズを揃えたTシャツ屋

貸店舗(?)

▲貸店舗?

適度にツッコミを入れながら歩いていくと、いよいよ海が見えてきました。

東尋坊の大池

東尋坊には柵などが全くないため、崖のギリギリまで行けてスリルがあります。

この日は本当に穏やかでしたが、風が吹いていたりすると大分印象が違うのだと思います。

大池と呼ばれる場所が最も高く、海面までの高さが25mほどあるため、崖っぷちまで行くとさすがに怖いです。

大きな岩が入り組んでいて、よく見て歩かないと知らぬ間に危ない場所まで行ってしまい注意が必要です。

分かりやすい直線で崖になっているわけではなく、細い尾根のようになっている場所もあり、足元だけを見ているとうっかり近づいてしまいます。

岩のつくりは手や足をかけて登りやすいため、小学生の子供などが調子に乗って遊ぶと危険です。

自殺でなくても、ここから飛び込んだ人が結構いるようですが、覗きこんでみると「これは無理だ」と思うに十分な高さでした。

間違いがあってはいけないので、崖に寄るなら、バランスを崩して落ちることのないように腹ばいになる方が賢明です。

海が見えてきた

▲海が見えてきた

東尋坊の地形

▲東尋坊の地形(模型)

崖ギリギリの場所

▲大池。一番高い場所(約25m)

東尋坊にて

▲分かりにくいが、岩の裂け目まであと一歩

天気が良くて風がなく、波も穏やかだったせいか、自殺の名所という雰囲気はまるで感じません。

自殺を思いとどまらせるための無料公衆電話(通称「いのちの電話」)があると聞いていましたが、今回歩いたところでは見当たりませんでした(タクシーを呼ぶための無料電話ならあった)。

波打ち際に降りてみる

海に向かって左の方へ行くと、波打ち際まで降りられる場所があります。水はきれいですが魚の姿は見えず、カニが少しと、大量のフナムシがいました(岩を大量に這い上がる様は気持ち悪い)。

大した登り降りではないものの、よく晴れていたので暑かったです。

今回は利用しませんでしたが、階段を降りて遊覧船に乗れば海から東尋坊が眺められ(1200円)、商店街中ほどの脇にある東尋坊タワー(500円)に登れば高い場所(海抜100m)から眺望を楽しめるでしょう。

東尋坊の水際

▲下まで降りると、水はきれいでカニもいた

あわら温泉への帰路

30分に1本ほどバスが来るので、そのバスで宿に帰りました(540円)。

正面に太陽が見えたので、東尋坊で見ていれば夕焼けがきれいだったと思いますが、日の入りは7時頃なので待てません。宿に向かうバスの中で、次第に太陽がオレンジ色になっていきました。

東尋坊観光の注意点

東尋坊の観光には、いくつか注意点があるのでご紹介します。

閉店時間

商店街の店は夕方5時頃には閉まり始めます。

夏場はもう少し開いていますが、それでも5時になるとシャッターをガラガラ閉める音が聞こえてくるため、冬場はもっと早いかもしれません。

何か買いたい時には、早めの訪問がおすすめです。

トンビ

アイスの他、焼きホタテ、焼きトウモロコシなど、歩きながら食べられるものがいろいろ売られています。

ただ、注意書きがあちこちにあるように、上空からはトンビが獲物として狙っています。

ものすごい速さで急降下して奪いにくるため、注意が必要です。日傘があれば見えないので、有効な防御策かもしれません。

転落

東尋坊の岩は溶岩の固まったもので、尖ってはおらず、頑丈で崩れにくいです。

ただ、転落防止のフェンスや注意書きなどは何もないため注意が必要です。小さなお子様は必ず手をつなぎ、小学生くらいのお子様には、あまり崖には近寄らないように言い含めておきましょう。

フナムシ

海面に近いところまで降りると、フナムシがたくさんいます(少なくとも夏はいました)。

動きが早いので踏む心配はあまりないのですが、ザワザワと動く様子に同様して転ばないとも限らないため、ご注意ください。

いくつかの点に気をつけて、安全にお過ごしください。。

さて、次回は恐竜博物館をご紹介します。(後編へ続く)

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