▲モンテフリオからアルハンブラ宮殿へ向かう道
こんにちは。いい旅の黒崎です。今日の午後は、グラナダにある世界遺産、アルハンブラ宮殿を見学します。
アルハンブラは夕方6時には閉まってしまうため、その前に見に行きます。団体の場合、イヤホンガイドの使用が義務づけられているため、我々も配られたものを身につけて進みました。
イヤホンガイドは小型で使いやすく、離れても説明が聞こえるので便利です。ガイドの案内に従って進み、各部屋の凝った装飾や美しい庭園、趣向を凝らした離宮を巡ります。
▲アルハンブラ宮殿のエントランス
▲イヤホンガイド
▲ススキと城壁
▲アルハンブラの城壁と街
スペインに遺されたイスラムの至宝
アルハンブラはイスラム建築の粋を集めた美観を誇ります。1492年にスペインがイスラム勢力を追い出し、レコンキスタ(国土回復運動)を完了させた際、アルハンブラは無血開城したため壊れずに残っています。
イスラム風の装飾も素晴らしいのですが、庭園歩きも変化があって面白いと思いました。庭には日本から贈られたという柿の木があり、もとはスペインに柿がなかったため、スペイン語でもKAKIというそうです。
団体は時間を区切って進めるなど、史跡保護のため見学のコントロールがされていますが、その分落ち着いて見られました。階段がいくらかあってそれなりに歩きましたが、晴れて涼しく、観光に適した天気だったので快適にまわれました。
▲ナスル宮殿
▲イスラム式の精緻な装飾
暑くもなく、寒くもなく、湿気がないため、この時期(10月)は気持ちいいです。夏は40度以上になり、時には50度に達する(本当か?)というのでたまりません。
そんな中でアルハンブラを観光すれば、暑い時期のタージマハル観光(インド)よりキツイかもしれないと思います。
▲夏の離宮
▲迷路のような通路
▲緑がきれい
▲夏の離宮から見たアルハンブラ(と街)
以前はもっとゆるかったそうですが、時間については厳格で、6時きっかりにあちこちの門や扉が閉じてしまいました。頑張って歩いたおかげで「夏の離宮」まで行き、おおむね全てを見学できました。
アルハンブラ宮殿はさすがに規模が大きく、見応えがあって楽しめます。歩いてまわるのは少し大変ですが、涼しい時期を選べば大丈夫だと思います。行かれたことのない方は、いずれぜひ足を運んでみてください!