こんにちは。いい旅代表の黒崎です。
東京の白金台にある、八芳園(はっぽうえん)のイベントに、スタッフと一緒に行ってきました。
インバウンド(訪日旅行)を取り扱う旅行会社なので不思議はないのですが、招待してくれたセールスマンがインド人、というあたりが当社らしいと思います。
八芳園といえば、東京の白金台(しろかねだい)にある結婚式場で、美しく広大な庭園で有名な場所です。
▲都会の一角を占める、八芳園の庭園
八芳園は「OMOTENASHI RESORT」を謳っており、今回参加したのは「WAZA DEPARTMENT」というイベントです。
イベントの内容をよく知らず、「どこかの有名力士みたいなネーミングだな」、などと思いながら行ったところ、予想を数段上回る大規模なもので驚きました。
また、催しが大がかりなだけでなく、見るものや口にするもののレベルが、全て日常生活とはかけ離れてとんでもなく上質なんです。
和風チョコレート、日本酒の利き酒、フィンガースナック、大人のかき氷、和牛すき焼き、etc..。
どれもこれも、こだわりの材料を使って、本当に丁寧につくられたことが分かる味わいで、それを笑顔のスタッフが優れたサービスで提供してくれる、夢のような空間でした。
現代の浦島太郎体験か、はたまたバブル時代へのタイムスリップか、期せずしてのエコノミーからファーストクラスへのアップグレードか..。
おかげさまで、一夜限りの素敵なセレブ体験ができましたので、そんな異次元のおもてなしをご紹介します。
WAZA DEPARTMENT!
八芳園では年間を通じて様々なイベントが行われていますが、これだけの大きなものは年に1回ではないかと思います。
八芳園で出している料理などを紹介しながら、その生産者を招いて展示やプレゼンが行われるもので、食事はあまりなく、見て回るものが中心だと思っていたのですが、予想とはまるで違いました。
5つあるフロアを順に巡ると、佐賀県の有田焼の展示から始まり、様々な和風の味わいを持つチョコレートを好きなだけ試せる(食べられる)空間へ。胡麻、紫蘇、酒粕、等々。どれも本当においしいチョコレートでした!
場所を移れば、こだわりのお茶やコーヒー(本当においしい)、山口県萩の日本酒テイスティング(いつまでもいたかった場所)、揚げたての天ぷら(おつまみにピッタリ!)、和牛すき焼き(匂いだけでもうクラクラ!)、非売品の特別な水(喉にスッと入る、これは水じゃない!)、マンゴーベースのアイスキャンディー(ソファに座ってまったり)、滑らかなムース(ハチミツ味にうっとり)、メロンの味そのもののジューシーなジュース(でいいのかな)…。
例えるなら、テレビ番組の「和風総本家」で紹介しているような逸品たちが一堂に会したようでした。
プレゼンはどれも凝っていて、少し列に並んであちこちに行く様子は、まるでテーマパークのアトラクションのようでした。
▲(全ていただいたわけではなく、展示品も多い)
試食のひとつひとつは小さいので、お腹の具合を気にせずどんどん試せます。
あちこちにお酒をもらえる場所があり、日本酒はそれなりの量をくれるので、飲みすぎると酔ってしまいそうですが、甕の前に素敵な着物女性がいて笑顔で注いでくれるため、次へ次へと自然に足が進んでしまいます。
本当に上質で、惜しみないサービスです。「OMOTENASHI」って本当にいいものですね。
▲お酒を注いでくれる着物レディ
八芳園の施設は、華美な豪華さがあまりなく、落ち着いて寛げる快適な空間です
フロアからフロアへと渡り歩きながら、あちこちで「OMOTENASHI」にあずかっていたら、すっかりいい気持になってきました。
そして、こんなによくしてもらっているのに、笑顔で「ありがとうございます」と言ってもらえるんです。
少し(?)お酒も入っているので、「いえいえ本当にこちらこそありがとうございます」と頭を下げながら、さらに新たなおもてなしを求めてフロアをうろついていました。
そんな私たちの耳に、さらに信じられないアナウンスが飛び込んできました。
「7時から1階でパーティーを行いますので、皆様どうぞお越しください」
これまでの試食や試飲だけでもかなり満足していたのに、さらに続きがあるなんて!!
(次回、バブル時代にタイムスリップします)