▲海鮮レストランJUMBOの料理
シンガポールはお酒が高い
二十数年ぶりに訪れたシンガポールは、相変わらず食事のおいしい場所でした。
とはいえ物価は日本より高く、近くにあったセブンイレブンを覗いてみてもビールがとても高かったです。
一番搾りの500ml缶がSGD5.8(約470円)と日本の倍ほどもします。酒税が高いためなので、他の銘柄も似たような価格です。
▲シンガポールはビールが高い
クラークキーの店でもやはりアルコールは値段が高く、シンガポールスリングを飲めというので頼んだら一杯1,000円ほどしましたが、それでも周囲は多くの酔客で賑わっています。
▲酔客で賑わうクラークキー
選ぶ場所にもよるのでしょうし、フードコートやホーカーズ(屋台)は高くありませんが、シンガポールの物価は決して安くありません。案外日本は恵まれていると感じました。
▲クラークキーは賑やかなナイトスポット
大人気のチリクラブ
会食で、クラークキーの近くにあるレストラン、JUNBO SEAFOOD(珍宝海鮮)に行きました。
シンガポールの名物、チリクラブの有名店で、予約なしではほとんど入れないほどの人気だそうです。
▲人気のレストラン「珍宝海鮮(JUMBO)」
料理はどれもおいしく、看板料理のチリクラブは、蟹もさることながらソースがおいしい!
チリソースには溶き卵が入っていて口当たりがよく、独特の四角いパンにつけて食べるのですが、パラパラに炒めたさっぱり味の炒飯にかけて食べてもおいしいというので試してみました。
これは確かに絶品です。食事のおいしいシンガポールで人気になるのも分かります。
ちなみにこの大きな蟹は、スリランカ産のマッドクラブを使っているそうです。
数年前にスリランカで、マッドクラブの輸出を始めたと聞いていましたが、思わぬところで出会うことができました。チリクラブは1kgの蟹で6,000円ほどが相場のようですが、この店はもう少し高いかもしれません。
▲JUNBOのチリクラブ。パンにソースをつけて食べる
帰りにチャンギー空港でスーパーを覗くと(地下二階にある)、チリクラブのセットがありましたが、用意するものに「スリランカ産の活きた蟹1kg」とあったので買うのをやめました。
チキンライスのセットもありましたが、用意するものに「丸鶏一羽」とあったのでこれもやめました。
今思うと買ってみてもよかったのですが、おいしいシンガポール料理をつくろうと思ったら、材料が少々大がかりなようです。
お酒が高いとかカニが高いとか書きましたが、シンガポールの料理は高いものだけではありません。
帰って来てから知ったのですが、最近シンガポールでミシュランガイドが発行され、チャイナタウンにある屋台の料理が星を獲得したそうです。
チキンヌードルという料理だそうですが、SGD2.5(約200円)の料理がミシュランの星を獲得するとは素晴らしいですね。
何しろ屋台なので予約ができず、行列ができて大変だそうですが、できればいつか行ってみたいものです。