【インド旅行記31】船でしか行けない隠れ家リゾート、ココナッツ・ラグーン
ボートに乗ってチェックインする、隠れ家リゾート
▲ボートに乗ってココナッツ・ラグーンへ
ヴィヴァンタ・タージ・クマラコムを昼前にチェックアウトし、ココナッツ・ラグーンへ向かいました。
近いとは聞いていましたが、車に乗ってわずか1分ほどで着いてしまい、あまりに近くて驚きました。
ココナッツ・ラグーンは船でしかアクセスできないリゾートなので、船着き場からボートに乗って、バックウォーターを通っていきます。
細い水路に近づくとおじさんがいて、手動で踏み切りのようなゲートを上げてくれました。
このおじさんは一日中ここにいて、船が通る度にゲートを上げ下げしているんですね。
▲ココナッツ・ラグーンへのゲート
こうしたのんびりした雰囲気は、このケララ州のような、南インド特有のものかもしれません。
チップのいらない画期的なリゾート
ココナッツラグーンは、前日に訪れたブランドン・ボートヤードと同じく、カジノ・グループが運営しています。
地元の人たちを雇用してホテルを運営するスタイルで、特徴的なのはチップを渡しても受け取らないことです。
渡そうとすると、共通の箱があるのでそこに入れてほしいと言われるそうです(未確認)。
狭い水路を進むと笛の音が聞こえて、ボートを降りるとレイサービスで迎えてくれました。
▲ボートで狭い水路を進む
▲レイサービスでお出迎え
開放的な部屋
部屋はコテージタイプで、中はサッパリとしたつくりになっています。
トイレとバスルームが特徴的で、壁の向こうに外が見える開放的なつくりになっています。
グレードの高い部屋になると、結構な大きさのプールがついていたりします。
こんな部屋でくつろいでみたいものです。
▲少し外の見えるトイレ
▲プールつきの部屋
▲視察中の私
おいしいケララ料理をいただく!
部屋などの施設を見せてもらい、ランチをご馳走になりました。
昼には早い時間だったので席に着いた時は何もなかったのですが、次々と料理が用意されてビュッフェが一杯になりました。
ケララチキン、ポットロースト、種類豊富な温野菜などが並びます。
あまり取っても食べきれないので、たくさん並んでいる料理をほんの少しずつ取ってみました。
デザートも並んだので試してみると、こちらもおいしい。
南インドの料理は、食材が豊富で新鮮なせいか、味が多彩でおいしいです。
▲ココナッツラグーンのレストラン
▲ビュッフェの料理
▲ランチビュッフェ
南の人は小柄で色が黒く、人懐っこいです。
視察を終えて再びボートに乗ると、スタッフが出てきて手を振ってくれました。
▲スタッフによる見送り
湿気が少なくて晴れの日が多い2月から5月頃までは、バカンスに訪れる欧米人が多く、雨が増えてくる6月頃になるとインド人のお客が増えるといいます。
インド国内からのお客は、普段埃っぽいところに住んでいるので、湿気や雨の多いケララが魅力的なのだそうです。
よくできていますね。
このホテルは、スタッフの対応がとても気持ちよく、食事もおいしかったので、いつかまた訪れてみたいです。