【インド旅行記32】ケララ州のバックウォーターで、ハウスボートを体験しました
▲ハウスボート
今回訪れている南インドのケララ州は水郷地帯で、大きな川が水路のように走っています。
そのため、昔から船は人々の足として利用されてきたようです。
船で旅することもあったせいか、宿泊施設のついた船が発達し、今は観光客向けに何千ものハウスボートがあるといわれます。
外見はあまりパッとしないのですが、乗った人の話を聞くと、とてもいいと言います。
今回、少しですがハウスボートに乗ることができたので、その様子をご紹介します。
外見と内部のギャップ
ハウスボートは、木で作ったボートに藁葺き(わらぶき)の家をつけたようなつくりなので、外見はパッとしませんが、実際に乗ってみると快適です。
思った以上に中は広く、寝室やシャワー、トイレを完備しています。
寝室は立派なホテルのようです。これならゆっくり休めそうです。
▲ハウスボートの寝室はホテルのよう
▲リビング
皆でくつろげるリビングがあり、台所もあるので、船のスタッフが温かい食事をつくって提供してくれます。
▲キッチンとボートのスタッフ
今回乗ったのはほんの1時間ほどでしたが、油で揚げたバナナやチーズのフライなどを出してくれました。
熱々の揚げバナナはおいしく、風に吹かれながらチーズのフライと一緒に食べるとビールが欲しくなってしまいますが、お昼なので紅茶やコーヒーと一緒にいただきました。
▲揚げバナナ
外にも目を向けてみる
ボートが進んで行くと、川岸に民家が見えてきました。
何の気なしに見ていると、川で洗濯をしていたり、牛の世話をしていたりと、現地の人々の生活を垣間見ることができました。
時々他のハウスボートとすれ違うと、観光客が思い思いに寛いでいる様子も見えます。
▲川で洗濯をする人
私達もデッキに出てみると、スタッフがマットを敷いてくれて、靴を脱いでそこに座ると本当に寛げました。
▲ボートのデッキで寛ぐ
ハウスボートは、外と中のギャップが大きいのですが、外見より中身が立派なのでいいですね。
これでバックウォーターを旅して、一泊でもしてみるともっと違った風景が見られると思います。
ケララ州に行ったら、ぜひトライしてみてください。