【インド旅行記30】コーチンのヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコム
ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコム(Vivanta by Taj Kumarakom)は全体的に食事がおいしいホテル!
コーチンの街から、今夜の宿があるKumarakom(クマラコム)に移動します。
前を走る車をガンガン抜きながら2時間ほど走り、いくつもの川を越えて、田園風景の中を走り続けて到着しました。
腰にタオルを巻いたおじさん達が行き交う普通の道に入口があり、中に入るとリゾートの敷地が広がります。
▲ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコム
ウェルカムドリンクがおいしい
ヴィヴァンタ・クマラコムは、あのタージグループが運営するホテルで、ヴィヴァンタというカテゴリーは、値段はさほど高くなく、カジュアルに快適に過ごせるホテルが中心です。
薄暗くなった頃に到着すると、チェックインの手続きをしつつ、ウェルカムドリンクを出してくれました。
通常はお盆に乗ったフルーツジュースをくれるのですが、ここでは丸ごとのココナツが出てきました。
ズシリと重いヤシの実を受け取り、こんなに飲めないだろうと思いつつ口をつけると、あんまりおいしいので驚き、全部飲みました。
ここで出してくれたココナツジュースは、今まで飲んだ中で一番おいしかったです。
それほど喉が渇いていたわけでもないのに、良く冷えていたせいか、ココナツの種類のせいか、理由は分からないけれどとにかく本当においしかったです。
▲丸ごとのココナツジュース
▲ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコムの夕暮れ
ホテルの雰囲気と部屋
ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコムは湖を取り囲んだつくりのリゾートで、鳥の声、カエルの声、セミの声が聞こえる自然豊かなホテルです。
フロントのある建物にも客室はありますが、部屋は主にヴィラタイプで、広い敷地にカラフルな外見のヴィラが立ち並びます。
内装もカラフルで、余計なもののないさっぱりしたつくりなので、広々としています。
▲ヴィラタイプの部屋(外見)
▲ヴィラの中
夕食がおいしい
南インドは料理がおいしいと聞いていましたが、これは本当でした。
あまり油を使わず、新鮮な食材(特に野菜)が豊富でスパイスの使い方が巧みなため、どれを食べても味に変化があって楽しめます。
特に、北インドではお目にかからないシーフードが出てくるので日本人には嬉しいです。
北インドの料理のように全てカレーという印象ではなく、素材の持ち味を活かしつつ、スパイスが香りや味わいを加えているという感じを受けました。
ちょっとほめ過ぎかもしれませんが、次にどんな料理が出てくるのか楽しみなディナーでした。
ビュッフェでなく、サーブしてくれるスタイルの醍醐味ですね。
▲夕食の皿
朝食もおいしい
▲レストラン
朝食も同じレストランで、今度はビュッフェスタイルですが、料理にはいろいろ変化がありました。
キッシュや野菜を固めた料理があったので控えめに取って来てみましたが、どれもおいしくて感激しました。
南とはいえインドなので、体が慣れないうちはフレッシュフルーツなどを避けましたが、加熱した野菜料理は安心して食べることができるので嬉しいです。
蒸したバナナも、芋のようなやさしい甘さがあっておいしかったです。
▲朝食ビュッフェから
Wi-Fiの通信状況
このホテルにはフリーで使えるWi-Fiはありませんでしたが、今回はインドで使えるポケットタイプのWi-Fiルーターを持ってきたので試してみました。
部屋で試すとつながらなかったものの、レストランでは接続できたので、メールチェックなどは十分行うことができました。
また、つないだまま部屋に移動するとまだつながっていたりもしました。
ここに限らず、うまくつながらないことがありますが、あきらめずに少し移動してみるとつながったりします。
例えばデリーの空港でも最初はつながらなかったのですが、うろうろしているうちに接続できました。
▲Wi-Fiが接続できたところ
ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコムでの過ごし方
今回は時間がありませんでしたが、ヴィヴァンタ・バイタージ・クマラコムでは、自転車をレンタルしたりボートで湖に出たり、様々なアクティビティーを楽しむことができます。
大きなプールの脇にはアーユルヴェーダマッサージを受けられるスパもあるので、こちらを利用してゆっくり過ごすのもよいでしょう。
▲スパセンター
▲プール
▲レンタル自転車
空港からはそれなりに距離がありますが、一歩入ればおいしい食事の待つ快適なリゾートで過ごせます。
南インドへの旅をお考えの際は、ぜひこのホテルの利用をご検討ください。