【インド旅行記67】グジャラートの旅♪グジャラート 美しい彫刻の階段井戸「ラニ・キ・ヴァブ」
こんにちは!いい旅インドです。いよいよ今回がグジャラートの旅の最終回となりました。最後は、2014年に世界遺産に登録されたパタンにある階段井戸「ラニ・キ・ヴァブ(王妃の階段井戸」をご紹介します♪
▲階段井戸の入り口付近です。ここからの眺めででは、まだまだ、スケールの大きさが分かりません。
グジャラート州にある数百以上の階段井戸の中でも最大規模の「ラニ・キ・ヴァン」は、パタンがソランチキ統治時代の首都であった11世紀に建てられました。
神々の見事な彫像が並ぶ重厚な7層構造で、地下水面まで蛇腹階段が続いています。この地方の夏は、45℃を超える灼熱地獄で、地下深くに階段井戸を掘り、水汲みだけでく、涼を求めて人々が集まってくる憩いの場になっていました。その憩いの場が、建設された数十年後、雨季で川が大氾濫をし、大洪水で運ばれた土砂が、この階段井戸を埋めつくしてしまったそうです。
あまりにも大量な土砂で、20世紀末まで掘り起こされる事はありませんでしたが、近年になってようやく発掘と修復がなされ、ようやく全貌を見る事ができたのです。そのおかげで、保存状態が良く、見事な彫刻が残っていました。
▲修復中の写真です。大変な作業だったことでしょうね。
▲7層もある階段井戸。
シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神、ガネーシャ神などの美しい彫刻は本当に見事でした!特にこの地の王家は、ヴィシュヌ信仰が強かったためヴィシュヌ神の彫刻が圧倒的に多かったのです。
▲神々の彫刻です。綺麗に残っていますね♪
▲下層から上層を撮ってみました~。規模の大きさが伝わるといいのですが・・・・
とにかく見応えのある階段井戸!グジャラート州のみならず、ラジャスターン州にもあるんですよ~♪行ってみたいな~と思っていただけましたら、お気軽にご相談下さいね。
グラジャートの旅をご紹介してまいりましたが、今回の旅でご紹介できたのは、ほんの一部です。まだまだ魅力ある場所が沢山ありますので、またの機会に紹介させてもらいたいと思います。最後まで読んで頂いて有り難うございます♪