【インド旅行記44】ゾウでも動かせない摩訶不思議な巨大な岩を発見!
チェンナイから1時間半ほど車を走らせると、世界遺産「マハバリプラム」に到着。いくつもの遺跡がある中、何とも不思議な丸い大きな岩を発見しました!
▲ゾウでも動かせない不思議な巨大な岩
この岩がどれだけ大きいか斜面を登っていくと・・・
転がり落ちても良さそうなのに、見事なバランスを保っている岩なのです。ヒンズー教の神様「クリシュナ」の大好物なバターボールに似ていることから、「クリシュナのバターボール」と呼ばれるようになったとか。試しに押してみたけどビクともしませんでした。この周辺の遺跡には、巨大な岩に彫られた彫刻「アルジュナの苦行」や1,000年以上もたたずんでいる「海岸寺院」、ドラヴィタ建築の原型にもなった「ファイブ・ラタ」など見所がたくさん!
▲アルジュナの苦行
別名「ガンガーの降下」とも呼ばれ、天の川だったガンジス川を下界に降ろす際に、洪水を避ける為に、シヴァ神の髪の毛を通してガンジス川を降ろしたお話がレリーフされています。
ゾウが可愛いな~っと思っていたら、それ以上に可愛い猫を見つけてしまいました。どこにいると思いますか?よ~く見るとゾウの牙の下にいます。伸びをしているように見えますが、修行をしているところなんです。
1つの巨大な岩から掘り出された「ファイブ・ラタ」。特徴を持った5つの寺院は、ドラヴィタ建築の原型とも言われ、南インドに見られる寺院は「ファイブ・ラタ」のいずれかがもとになっているそうです。
▲ファイブ・ラタ
1,000年以上もたたずんでいる石造寺院。かつては同じような寺院が7つあましたが、残っているのは、この寺院だけなのです。大きい建物はシヴァ神、小さい建物はヴィシュヌ神が祀られています。マハバリプラムの海岸は、「海に飲み込まれた古代遺跡」とうい噂もあり、ダイバーが潜って調査したそうです。ロマンを感じてしまいますよね~
▲海岸寺院
マハバリプラムで石造建築を見るのも楽しいし、もうちょっと足を運んで世界遺産「カンチープラム」とセットで行くのがオススメですよ~