【インド旅行記43】小さな村の大きな階段井戸。チャンド・バオリに行ってきました~!
インドには、各地にたくさんの階段井戸があるのですが、ジャイプールから車で走ること2時間、アバーネリー村という小さな村に、その階段井戸チャンド・バオリはあります。
9~10世紀に建てられたヒンドゥー様式の階段井戸。
ここは、インド・イギリス・アメリカ合作の映画、『落下の王国』という映画の撮影が行われた場所で、カタロニア国際映画祭ではグランプリに輝き、ベルリン国際映画祭でも特別賞(最優秀長編映画賞)を受賞するなど、高い評価を得たそうなんです!
階数13階の階段の総数は3,500段、深さは約30メートルもあるそうです!
この階段井戸、実は生活用水としてでなく、雨量を調べて水税の徴収の計算のために造られたと言われています。
▲チャンド・バオリの階段井戸
正方形のうちの1面は宮殿が作られていて、コリドーやバルコニーがあって、ガネーシャ神などが祭られていたとの事。
▲チャンド・バオリの宮殿
3面が階段のようになっていて、前面にびっしりと備え付けられた階段は幾何学模様のようで存在感ある~!
▲柵があるので降りることはできません。
▲見る角度や太陽の当たり具合によって、微妙に変化して見えるのが興味深い・・・
▲芸術的!
アバーネリー村は小さい村なので、このチャンドバオリとハルシャット・マータ寺院くらいしか見る所はなさそう。
でも・・・
▲ 道中の素朴な風景にちょっぴり癒される❤
▲羊や山羊がウジャウジャ~!
▲この存在感!!
ニューデリーにも、アグリーセン・キ・バオリやリホン・キ・バオリという階段井戸があって、グジャラート州のアーメダバードにはダーダーハリ、最も美しい階段井戸と言われるアダラジ・ヴァヴ、去年2014年に世界遺産に登録されたラーニーキ・ヴァヴなど、細かい見事な彫刻が施された階段井戸があるんですよ~!
是非見てみたいなぁ・・・
次回はグジャラートの階段井戸に決まり!!