【インド旅行記35】安い・速い・正確!インドの地下鉄は三拍子揃った優れもの♪

地下鉄の入口

▲地下鉄の入り口

インドを旅するとき、地下鉄という言葉はあまり聞かないかもしれませんが、実は意外に便利なんです。

コルカタの地下鉄に乗ったことがあるので、その時の体験をご紹介します。

 

地下鉄の入り口は、たいてい大通りに面していて、壁に描かれた大きなヒンドゥー教の絵が目印になりました。

色使いがとても鮮やかで、駅によって違う絵が描かれているのが面白いです。

地下鉄の駅

▲入り口の壁画

インドの地下鉄は国営で、セキュリティのためか、写真撮影が禁止されています。

そのため残念ながら、駅構内や車両の写真は撮ることが出来ませんでした。

地下鉄の構内

▲地下鉄の構内

階段を降りていくと自動券売機や窓口があり、そこで切符を買います。

この時はニューマーケット近くのPark Street駅から、カーリー女神寺院のあるKalighat駅まで、5駅分乗ったのですが、何とたったの8ルピー(約4円)でした。

予想以上に安くてびっくりです!

 

切符は日本と違って、丸いプラスチック製で、見た目は500円玉のようです。

これを改札機にかざして中に入ります。

周りを見ると、地下鉄をよく使うインド人たちは、PasmoやSuicaのようなICカードを使っていました。

ホームは綺麗なのですが、広告や看板が見当たらず、ちょっと殺風景な気もしました。

インドの列車は絶対遅れると思っていたのですが、時計を見ていると、時刻表ぴったりに入って来ました。

思いがけず正確でまたびっくりです。

 

しかも、鈍行なのに速いんです。

ほんの7~8分で5駅進み、あっという間に目的の駅に到着しました。

 

列車の中はなんとなく古びていて、窓の隙間から抜ける生ぬるい風がなんともインドらしいです。

改札を出る時は、改札機の側面に穴が空いているので、そこに切符を投入します。

自販機で飲み物を買う時のような感覚で面白かったです。

 

インドの街では、地上は人が多すぎて歩くのにも一苦労ですが、地下に入ればこんなにスムーズで快適な移動ができます。

ちょっと不安のある方も、ガイドさんが一緒なら安心です。

車に乗って街を眺めるのと違って、きっと記憶に残る楽しい体験になるでしょう。

事前にガイドブック等でチェックして、地下鉄が通っているところであれば、ぜひ一度乗ってみることをオススメします。


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