【地球最大の生物に会いに行こう!】スリランカのホエールウォッチングで会えるクジラの種類。行くべき場所と時期♪

ホエールウォッチング

▲スリランカでホエールウォッチングを楽しもう♪

スリランカの海には、時期によって様々な種類のクジラが訪れ、シーズン中はかなり高い確率でクジラに会うことができます。しかも、かわいいイルカや通常サイズのクジラだけでなく、何と地球最大の動物であるシロナガスクジラまで現れるのです!

スリランカのホエールウォッチングでは、いろいろな種類のクジラやイルカに会えるんです!

スリランカのホエールウォッチングは、別名ホエール&ドルフィン・ウォッチングツアーとも呼ばれます。

そう、クジラだけでなく、イルカにも会えるチャンスがあるのです。それどころか、時にはシャチが現れることもあるというので驚きです。スリランカは本当に豊かな海に囲まれているのですね。

クジラの潮吹き(ブロー)

▲クジラの潮吹き(ブロー)

スリランカで見られるイルカやクジラのリスト(★の数はレア度)

★★ シロナガスクジラ(体長20m 体重100トン)
言わずと知れた地球最大の生物です。インド洋を回遊してオキアミなどのプランクトンを捕食します。

正確には、スリランカで見られるのはビグミーシロナガスクジラという種類で、最大のシロナガスクジラと比べるとやや小さいようですが、それでも体長20mもの大きさを誇ります。

★★★ マッコウクジラ(体長11~18m 体重20~50トン)
有名な歯クジラで、深い海に長い時間潜って、イカなどを捕って食べます。

スリランカの海では毎年見られているようですが、潜る時間が長いこともあってか、実際に出会うのはなかなか難しいようです。

シロナガスクジラやマッコウクジラの他、ニタリクジラやザトウクジラなども見られるようです。

★ イルカ(体長1.3m程度から4m)
小型のハシナガイルカ、ゴンドウイルカ、バンドウイルカなどがいて、クジラに比べると比較的見るのが容易です。自ら船に寄ってきて一緒に泳いだりします。

★★★★ シャチ(体長5~9m 体重2~9トン)
遭遇する確率は低いのですが、スリランカの海では、最強の海洋生物であるシャチを見る機会もあります。

ピンと立った独特の背びれに出会えたら、相当なラッキーですね!

クジラが移動するため、スリランカのホエールウォッチングは時期によって場所が変わります!

スリランカ地図 ホエールウォッチングクジラは季節によって回遊するため、スリランカのホエールウォッチングも、時期によって行う場所が変わります。

クジラたちは5月から10月頃まではスリランカの東部沿岸にいて、11月頃から南西部に下りてきます。

そのため時期によってホエールウォッチングの場所は変わり、5月から10月はトリンコマリー、11月から4月はミリッサが、主要な場所となっています。

小さな街に地球最大の生物がやって来る!スリランカ南部の街ミリッサ

スリランカ旅行でホエールウォッチングを楽しもうと思ったら、まずおすすめなのがこのミリッサです。

空港からのアクセスもよく、幸運に恵まれれば、体長20mもの地球最大の生物、シロナガスクジラに出会うこともできます!

スリランカ南部の小さな港町であるミリッサへは、空港のあるネゴンボから車で2時間半から3時間。世界遺産の街・ゴールからは30~40分で着きます。

空港からシギリヤまで4時間かかることを考えると随分近く、高速道路があるためかなり楽に移動できます。

ミリッサの海でシロナガスクジラやマッコウクジラに会える時期は12月~4月頃です。1月以降がベストシーズンと言われ、80~90%というかなり高い確率でクジラに会うことができます。

美しい海を持つ、スリランカ北東部のリゾート。トリンコマリ-

トリンコマリーの海

▲トリンコマリーの海

スリランカ東部の街・トリンコマリーでも、シロナガスクジラやマッコウクジラに会うことができます。

ミリッサに比べるとややクジラの数が少ないものの、スリランカで最もビーチがきれいなエリアといわれ、ホエールウォッチング以外にシュノーケルやダイビングも楽しめます。

ミリッサに比べると大分遠く、コロンボからは車で約7~8時間かかり、文化三角地帯のシギリヤ・ダンブッラからでも約2時間かかります。ただ、ネゴンボの空港から飛行機で移動も可能で、これを利用すれば約1時間で到着します。

トリンコマリーでシロナガスクジラやマッコウクジラ、イルカに会うことができるベストシーズンは、5月~10月頃です。その後クジラたちは南のミリッサに降りて行くようです。

準備は大切ですよね!ホエールウォッチングの所要時間や服装はこちら。酔い止め薬もお忘れなく!

スリランカで行うホエールウォッチングは、専用の船で早朝5時~6時頃に港を出航し、所要時間は約3~4時間です。

ホテルから港に移動する時間もあるため、かなりの早起きが必要ですが、午後は空くので別の予定も入れられます。

海の上で数時間過ごすことになるため、短パンTシャツなどの軽装は避け、風に吹かれても寒くない服装で参加しましょう。

また、沖に出ると船はかなり揺れるので、船酔いをする方は酔い止め薬の準備も必要です。

特にホエールウォッチングの場合、クジラを見つけやすいように2階建てになった船を使うのが普通で、横揺れが大きくなります。普段車酔いなどはしない方でも、酔い止め薬を用意した方がよいでしょう。

一般的には船でホエールウォッチングを行いますが、実は飛行機で空中からクジラを探すホエールウォッチングもあります。これなら少なくとも船酔いはせずに済みますね。ご興味のある方はお問い合わせください。

陸のサファリと同様、イルカやクジラは野生動物ですので、出会えるかどうかは運次第のところがありますが、見られればきっと感激されることでしょう。

スリランカ旅行で、ホエールウォッチングをお考えの際は、ぜひご相談下さい!

ザトウクジラのジャンプ(イメージ)

▲ザトウクジラのジャンプ(イメージ)