【仏教の栄えたスリランカ最古の都】世界遺産アヌラーダプラ

アヌラーダプラのヌワンウェリ・サーヤ大塔

▲アヌラーダプラのヌワンウェリ・サーヤ大塔

世界遺産アヌラーダプラはこんな場所

スリランカ仏教の中心地

アヌラーダプラはスリランカ史上最古の都市であり、当時世界中から人々が集う壮大な仏教の都でした。
今から約2500年前にパンドゥーカバヤ王によって築かれ、その後1400年に渡り政治や仏教の中心地として栄えました。
その黄金時代を象徴するかのように、町では数々の遺跡を見ることが出来ます。仏教はこの聖なる都市からスリランカ全土へと広がっていきました。

アヌラーダプラで必見の、スリー・マハー菩提樹

スリー・マハー菩提樹

▲スリー・マハー菩提樹

スリー・マハー菩提樹は、インドで仏陀が悟りを開いた菩提樹のわけ木で、記録が残っている中では世界最古とされています。この菩提樹の葉を拾って押し花のようにするお客様もいるようです。

スリー・マハー菩提樹の葉

▲スリー・マハー菩提樹の葉

天然の岩を利用してつくられた寺院、イスルムニヤ精舎

イスルムニヤ精舎

▲イスルムニヤ精舎

イスルムニヤ精舎は通称「ロック・テンプル」と言われ、天然の岩を利用してつくられたものです。

岩肌に彫られた数々の仏教彫刻から、当時の生活や文化を知ることが出来ます。

また、精舎の中に横たわる大仏が塗り替えられた際には、浅草にある浅草寺の援助があったそうです。意外なところで日本との接点を見つけると、スリランカを身近に感じます。

イスルムニヤ精舎の仏陀

▲日本の協力できれいに塗り替えられた大仏

高さ70m超!ルワンウェリ・サーヤ大塔

ルワンウェリサーヤ大塔

▲ルワンウェリ・サーヤ

アヌラーダプラの遺跡地区中心に建つのが、「ルワンウェリ・サーヤ大塔」です。
世界の三大煉瓦建築のひとつに数えられ、塔の高さは約70mです。
2000年以上も前につくられた当時は、100mもあったというので驚きです。

大塔の基礎部分には、たくさんの象が彫られています。これは、昔この塔を建てた時に、象の力で地ならしをしたためと言われています。

ルワンウェリ・サーヤ大塔の基礎

▲大塔の基礎には、象がズラリ

世界遺産アヌラーダプラへのツアー

アヌラーダプラは文化三画地帯と呼ばれるエリアにあるため、シギリヤやダンブッラ方面に行くツアーであれば、コースに組み込むことができます。

ご希望があればぜひご相談ください。