聖地スリーパーダとスリランカ中央高地

珍しい動植物が住む中央高地

世界遺産に指定されている中央高地は3つの保護区、キャンディ北東部のナックルズ山地森林保護区、聖山アダムズピークを含むピークウィルダネス自然保護区、そして珍しい植物の多いホートンプレインズ国立公園から成っています。
いずれの保護区も観光で立ち入ることが出来ます。

ピークウィルダネス自然保護区はアダムスピーク又はスリーパーダと言われるスリランカ随一の聖地を含む保護区です。このアダムスピークの山の頂上付近には、1.8mもの岩穴があり、その形が足跡に似ている事から聖なる足跡として信仰があるそうです。ご来光を拝みに登山する人々も多い山です。

ホートンプレインズ国立公園にはワールズエンドと呼ばれる地の果てのように切落ちた絶壁があります。足元から切り取られたような崖の上からは美しい景色を眺めることができます。高所恐怖症の方にはお勧めできない、恐怖体験ができます。

ナックルズ山地はその他の保護区に比べ低山地帯にあり北東に位置します。中央高原地帯は世界でも珍しい固有の植物や絶滅危惧種を含む希少価値の高い動植物が多いことで有名ですが、ナックルズでは低山地帯に棲む珍しい動植物を見ることができます