【スリランカ旅行記149】ルヌガンガで見かけた、きれいな水辺と大きなトカゲ
▲ルヌガンガ
こんにちは。引き続きルヌガンガを視察中の黒崎です。
ジェフリー・バワは、建物だけでなく庭園に植える木などにもこだわって、とことん居心地のよい空間をつくろうとした建築家です。
バワの素晴らしいところは、空間だけでなく時間もデザインしたことで、一日の中でも、朝と昼、夕方では日の当たり方が変わります。
直線の多いバワ建築は、時間によって異なる場所に影を落とし、真っすぐな格子状の柱などは、地面に様々な模様を描きます。
また、建物の壁や屋外に置かれたイスは、年数が経つことによって風合いが変わることを計算して、配色や配置を考えたそうです。
さて、ウンチクを語っていても仕方ないので、ルヌガンガの中を進んでみます。
途中の建物を覗くと、何か補修作業を行っていました。
▲ルヌガンガの建物
▲補修中の部屋
きれいな木陰
▲階段を降りて水辺へ
▲部分的に竹も生えている
▲石のベンチ
階段を降りて行くと、下の方に緑の田園風景が見えます。
この日は天気がよく、日が照っていたので、生い茂った木々がつくる木陰がきれいでした。
▲どこか日本的な風景
立派な木の実がなっていましたが、毒があって食べられないとのことでした。
▲毒のある木の実(食べられない)
こちらはジャックフルーツで、もっと大きなものです。
▲ジャックフルーツ(食べられる)
大トカゲ
池と言うか沼のようなところを進んでいくと田園があり、このあたりの風景もどこか日本的です。
▲ルヌガンガの水辺
池からバシャバシャと音が聞こえていて、鯉か何かかと思っていたら大トカゲでした。
池を悠々と泳いで渡り、対岸に上がると木々の中に消えていきました。
1mほどもあり、風格たっぷりの姿です。
▲泳ぐ大トカゲ
▲水から上がる大トカゲ
ガイドブックによれば、「インド・リクオオトカゲ」というようです。
スリランカだし、泳いでますけどね。
さて、川に面した場所もあり、段差があって水に入れそうです。
さきほどまでいた対岸が見えて、何か、ネコのような(レパードかな?)像が置かれていました。
▲ネコ科の像
よく整備されていますが、ルヌガンガはスリランカの豊かな自然をそのまま感じることのできる場所です。
天気がいいとこんな風景が見られますので、広い敷地内を歩き回ってみるのがおすすめです。
ただ、蚊が多いので、蚊よけ対策はきっちり行っておきましょう。
敷地内を案内してくれたルヌガンガのスタッフも、「いい場所だけど、蚊だけが問題だ」と言っていました。
▲緑の庭園