【スリランカ旅行記112】ホテルシギリヤで、アーユルヴェーダを体験しました。。
▲ホテルシギリヤのアーユルヴェーダ施設
こんにちは。マッサージを受けることには慣れていない黒崎です。
スリランカはアーユルヴェーダが有名です。
もとはインドから伝わりましたが、スリランカにあった伝統医療と一体となって発達したそうで、単なるマッサージではなくれっきとした医療です。
とはいえ、旅先でほんの1時間ばかり体験するのはマッサージと思った方がよいのですが、やってみるとどんなものかご紹介します。
まずはドクターチェック
本来のアーユルヴェーダは、初めに体質や健康状態などをドクターが診断して、その人にあった処方を決めてくれます。
その上で、食べるものにも気をつかって何日も逗留し、体質改善やデトックスなどを行います。
本格的にアーユルヴェーダを行う施設は、旅行者でもそうした体験ができます。
今回は体験ですので、ドクターがしてくれたのは簡単なチェック(脈と血圧)程度です。
ただ、体験とはいってもアーユルヴェーダの施術は、体に与える影響が大きい場合があるそうなので、最低限のチェックはしてもらって損がありません。
問診票があって書きこみます。英語ですが、大体見当のつく内容なので何とかなるでしょう。
▲問診票に記入する
熱々のシロダーラ体験
普段はマッサージなど受けないのですが、いろいろなメニューがあるので、興味のあるものを選びます。
同行者は、何やらハーブで体をタップしてまわるもの、マッサージの後で蒸し風呂に入るものを選んでいました。
トリートメントを受ける場所は個室で、壁の上の方が空いて半分外になった、開放的な空間でもあります。
▲施設内。右側に個室がある
私が有名なシロダーラをやってみたいと言うと、マッサージの後でシロダーラを受けるようにしてくれました。
ところが、マッサージが終わっていざシロダーラを始めると、額に垂らす温めた油がかなり熱くて驚きました。
やや熱めの、風呂の湯くらいの温度はあったのではないかと思います。
思わず「熱ッ、これ熱いな。これで普通なの?」と聞きましたが、お兄さんが「It’s normal.(普通だ)」というので我慢しました。
でもリラックスするにはちょっと熱かったように思います。
また、マッサージはかなりきっちりやってもらったのですが、シロダーラ自体は15分くらいで終わりだったため、残念ながら話に聞くほどの気持ちよさは味わえませんでした。
人に聞くと、うとうとと眠くなったり、宙を漂うような感覚が味わえるといいます。
時間が短かかったのか、油が熱過ぎたのか、または私の修行が足りないのかもしれませんね。
▲アーユルヴェーダの料金表
料金表を見ると、60分の全身マッサージでも4000ルピー(3,300円程度)からあります。
私の受けたのは全身マッサージの後に少しシロダーラを加えてくれたもので、本来のシロダーラは45分と書いてあります。
こちらを受ければ印象が違ったのかもしれません。
私は車に乗ってホテルを見てきただけですが、他の二人はシギリヤロックを登った後で、ほどよく足も疲れていたため、タップや蒸し風呂がとても気持ちよかったそうです。
ここでマッサージを受ける場合は、午前中にシギリヤロックを登った後がよさそうです。
きっとありがたみが違うことでしょう。
▲シギリヤロック登頂の後にマッサージを受けるのもいい
さて、ホテルシギリヤを離れて移動します。