【スリランカ旅行記73】最後のジェフリーバワ建築ホテル、ブルー・ウォーター
洗練された印象を持つ、街のジェフリーバワホテル
このブルーウォーターも、スリランカの有名建築家ジェフリーバワのホテルです。
コロンボから南へ1時間ほどで、一応街中にあるせいか、大自然と一体になったダイナミックな魅力はありませんが、その分洗練されています。
▲長い廊下が伸びる静かなホテル
▲庭に面した、ロビーの脇の共用スペース
▲二階に上がると、広い廊下にもいくつかの共用スペースがあって寛げる
居心地のよい共用スペースがあってそこの居心地がいいのは他のバワホテルと同様で、滞在中の西洋人家族がくつろいでいました。
ジェフリーバワのホテルは、よく自然と建築が融合し、調和していると言われますが、自分の部屋以外に共用スペースでも寛ぐことができ、とにかく垣根のない心地よさを感じることができます。
直線と水面が、洗練された空間を生む
このホテルはビーチに近い平地に建てられたため、平坦な敷地内に直線的な建物が置かれたデザインになっていますが、たくさんの水を配することで平面の広がりを心地よいものにし、あえて切らずに残したというヤシの木が縦のアクセントになっています。
▲ロビーや廊下のすぐ脇に、青い水面が広がる
▲バーカウンター
場所の特性と、ジェフリーバワが最後に建築したホテルということで、全体に洗練された落ち着きのあるホテルでした。
ブルーウォーターの部屋をチェック
スタンダードルームはさほど広くはありませんが、 雰囲気が良く上質な感じを受けます。
▲ブルーウォーターのスタンダードルーム
▲こちらはデラックスルーム。バスタブが格段によくなる
意外なところにある上質空間
ピラミッドのベースのような形をした土塁の中にきれいなスパがあって、インドネシア式とのことです。
中に入るといかにも快適に過ごせそうな空間でしたので、ここならゆったり寛いでリフレッシュできるでしょう。
▲水の上の置石を渡ってスパの入口へ
▲スパの内部
▲スパの台
▲スパのジャグジー
マネージャーが熱心で、様々な要望に応えられると言ってくれました。
他のジェフリーバワ建築ホテルと比べると特徴に欠けるようにも思えますが、場所が便利で、上質な滞在ができそうなホテルです。
さあこの後もスリランカを南下していきます。