【スリランカ旅行記11】 インド洋をのぞむロケーションが最高!コロンボのゴールフェイスホテル

ゴールフェイスホテル

ゴールフェイスホテル

ゴールフェイスホテルは1864年建造の伝統あるホテルで、昭和天皇が滞在したこともあります。

コロンボにあるのに(Galle Face Hotel)というのは、ゴールロード(Galle Road)というゴールに続く道に面しているためだといいます。

裏側はすぐ海で、プールサイドの雰囲気は大変よいものです。白い壁と高い天井、吹きぬける海からの風を感じてハイティー(アフタヌーンティーとも)を楽しめる場所です。

扉を手で開けるタイプの旧式のエレベーターがあり、ここの他ではキャンディのクイーンズホテルと、他に1、2ヶ所しか残っていないそうです。

 

ゴールフェイスのハイティー

ハイティー体験をする場合は、時間を確認しましょう。午後4時頃からスタートするものもあるので、お腹が膨れて夕食が食べられなくなることも考えた方がよいと思います。

ただ、ゴールフェイスホテルのハイティーはビュッフェ形式で、よくイメージされるティーテーブル(お皿が何段かになったもの)は登場しないようです。写真に撮りたいと思って申し込むと期待を裏切られるかもしれませんのでご注意ください。

ゴールフェイスホテル フロント白い壁や柱は植民地時代のコロニアル建築と呼ばれるもの。向こうにフロントが見える。

ゴールフェイスホテル

長い廊下が続き、ここをまっすぐに行くと新しく出来たリージェンシーウイングへ向かいます。

右に見えるのがハイティーなどを行うレストラン。その向こうが海となります。

ゴールフェイスホテル

レストランの様子。皆思い思いに寛いでいます。海からの潮風が心地よい場所です。

ゴールフェイスホテル

写真にはイメージとして縦に皿の連なったティーテーブルが写っていますが、ここのハイティーはビュッフェ形式なので実際には出てきません。

たくさん食べられるのは良いのですが、期待したものを異なるかもしれませんのでご注意を。

ゴールフェイスホテルのエレベーター

こちらがご自慢の古いエレベーターです。扉が自動ではないので、係りが手で開閉します。

 

ゴールフェイスホテルの部屋

客室は広くて清潔です。ただし洗面台やバスなどの水まわりは、清潔ではあってもあまり洗練されておらず、ホテルの雰囲気が良い分不満に思う方が多いのではないかと思います(あくまで2012年6月現在の状態)。

リージェンシー・ウイングという、2005年に改装してオープンした新しい棟の部屋は、料金が上がりますがこの点がクリアされ、水まわりが格段に良くなります。

ゴールフェイスホテルをご利用の際には、このあたりをご確認されておくと納得の滞在ができるかと思います。

ゴールフェイスホテルの部屋

部屋はいずれも十分な広さがあってきれいです。

 

ゴールフェイスホテル

でも、こういった洗面所だとちょっと残念。これは古いタイプの部屋です。

 

ゴールフェイスホテル

こういうのだといいですよね!これはリージェンシーウイングの部屋です。

 

ゴールフェイスホテル

古いタイプの部屋。

せっかくのバスタブもこれだと少し残念です。ちょっと見ただけでも汚れが目につきます。これならシャワーブースの方がいい…。

 

ゴールフェイスホテル

リージェンシーウイングの部屋です。こんなきれいなバスタブだといいですよね!お湯をたっぷりはって寛ぎたい!

 

ゴールフェイスホテル シャワーブース

シャワーブースも広く、立派になりました。ゴールフェイスホテルはこうした部屋が混在しています。

もちろん料金も異なりますが、事前に確認された方がいいと思います。

ゴールフェイスホテル

部屋のタイプもいろいろです。。

 

ゴールフェイスホテル

プールサイドからは広大なインド洋を見ることができます。

この時期は西海岸が雨季で、モンスーンの影響で波が荒いそうです。

ゴールフェイスホテル

このゴールフェイスに限らず、海辺のホテルは気持ちがいいですね。。

 

スリランカのホテル シャワーとバスタブなど

今回見たスリランカのホテルは、浅いバスタブにシャワーが付いたスタイルもありますが、新しいホテルや改装された部屋は、シャワーブースか大きなバスタブを備えていることが多かったようです。

スタンダードルームはシャワーブース、デラックスルームはバスタブ付きであることが多く、両方にバスタブがある場合は、クラスが上がるとバスタブが大きくなります。シャワーブースも使い勝手は良いですが、大きくて深いバスタブは特に日本人にとって満足度が高いと思います。さらにクラスが上がるとジャグジーバスが登場します。

シャワーブースにはレインシャワーと呼ばれる大きなシャワーが高い位置についているものがあり、頭を濡らさずにシャワーを浴びることが難しいため、たいていシャワーキャップがアメニティグッズとして置かれています。歯ブラシが置かれていることは少なく、いくつかのホテルでしか見かけませんでしたので、持参した方が確実で、ストレスがないと思います。

スリランカのホテル 今後の発展

内戦が終わって投資が行われるようになったスリランカでは、ホテルの建設、増築、改装が次々に行われています。コロンボにはシェラトン、シャングリラといった外資のホテルが建設予定なだけでなく、従来の伝統あるホテルでも部屋の改装が進められていますので、数年のうちには伝統と格式を持ったホテルが、近代的で居心地の良い客室を持つようになると思われます。

そうなると気になるのは料金です。現在スリランカをおすすめするのは良質なものに対するコストが安く、あまり費用を気にせず楽しめるためで、金額が上がってしまうと事情が変わります。今後もバランスを保ってくれれば嬉しいのですが、もしかしたら今のうちに一度足を運んでおく方が良いかもしれません。