【スリランカ旅行記135】6月にヤーラ国立公園のサファリで見られた動物たち!
▲ヤーラ国立公園
スリランカではサファリができる!
こんにちは。アフリカにはまだ行ったことがないですが、サファリと聞くとちょっとワクワクする黒崎です。
実はスリランカではサファリを行うことができて、象の他にも結構いろいろな動物を見ることができます。
6月にヤーラ国立公園でのサファリをやってきたので、その時見たものを全てご紹介します。
ちなみに時間は夕方の4時頃から、2時間半ほどかけて行いました。
座席の高いサファリカー
▲サファリ用の車
まず国立公園の敷地に入る手前で、サファリ用の車に乗り換えます。
この時の車は、ドライバーガイドが普通の高さの座席にいて、後ろの客席は高い位置にあるものでした。
▲サファリカーの座席
ただ、実際に公園に入ると、ガイドはさすがに慣れていて、私たちが気づかないところにいる動物をどんどん見つけて教えてくれました。
こちらは双眼鏡で見てようやく分かるほどなので、視力もかなりいいのかもしれません。
中には、彼が裸眼で見つけたのに、私は双眼鏡を使っても見つけられないものまでありました。
サファリの持ち物
サファリの時は、カメラはもちろんとして、日差しが強いのでサングラスと、小さなものでいいので双眼鏡を持っていくことをおすすめします。
双眼鏡があるとないとでは、動物を見る時の臨場感がかなり違います。
それから大切なのは水です。喉の渇きを癒すミネラルウォーターを、必ず持っていきましょう。
▲まぶしいのでサングラスは必携!
▲双眼鏡もぜひ欲しい
休憩所で一息ついて、サファリスタート!
休憩所のような場所を過ぎたらサファリがスタートします。
休憩所にはトイレがあるので、ここで行っておけば安心です。
案内板によれば、ここで野生動物のガイドブックやお土産物などが買えるようです。
▲センターの案内
▲ガイドさんが持っていた本(日本語が併記された優れもの)
見られた動物たち
さて、それでは見た順に動物たちを紹介していきます。
両脇に茂みのある、真っすぐな道なのですが、ガイドはわざわざ横の茂みの中を覗き込むように、車をジグザグに走らせていきます。
ヤーラは海に近いので、公園に入っていく途中で、少し海が見えました。
▲ゲートには象の骨がある
▲きれいな鳥
色からして、カワセミの一種かと思われます。
▲ドライバーとガイド
▲白い大きな鳥
サギのような、白い大きな鳥です
▲イノシシ
見た通りイノシシです。たくさんいるようで、水場でちょくちょく見かけました。
▲ワニ
スリランカ・ヌマワニという種類で、体長は大きなもので4mほどだそうです。
たいていは寝そべって日向ぼっこをしていますが、時々泳いでいる姿も見ます。
ある水場では、水草が流れていると思ったら下にワニがいました。狙ってやっているとしたら、大したハンターです。
▲大きなトカゲ
インド・リクオオトカゲです。スリランカ全土にいるといわれ、確かによく見かけます。
体長は1m以上あって、かなり大きいです。
砂地の他、木の上にもいました。
▲クジャク
クジャクもたくさんいました(スリランカには野生のクジャクが多いです)。
鳥なのですが、たいていは地面を歩いていて飛びません。
一度だけ、車が近づいた時に少し羽ばたく様子を見せてくれました。
雄と雌がいますが、雌の方は何匹か集まって行動していることが多かったように思います。
▲雌のクジャク
雄のクジャクは一羽でいますが、雌はたいていつるんでいます。
雄と比べると、かなり地味ですね。
▲スリランカゾウ
ゾウはたくさんいます。開けたところを悠然と歩いているのも見たし、茂みの中でも遭遇しました。
ゆったり動いているのでおとなしく思えますが、大人の象が小象を囲んで、守るように行動しているため、あまり近づくと怒ります。
私たちも、こちらから近づいたわけではないのですが、車を停めて見ていた場所が象たちの通り道だったようで、鼻を振って大きな声で威嚇されて驚きました。
ドライバーが車を少し走らせると、象は納得したようにゆっくり歩き去りました。
国立公園とはいえ、いるのは野生の動物だちだということを忘れない方が良さそうです。
▲スリランカ・マダラジカ
小型の鹿で、サファリ中によく見かけました。
スリランカ・サンバーというもっと大きな鹿もいて、茂みの中の道を走っている時に一度だけ出くわしました。
すぐ走り去ってしまったので写真を撮れませんでしたが、ドドドッという音を立てて走り去る姿はかなりの迫力ものでした。
▲インド・スイギュウ
水牛もよく見かけます。
というより、水のあるところにいてあまり動かないせいだと思います。
▲ワシ
ただの大きな鳥だと思ったら、ガイドがワシだというので双眼鏡で見てみました。
さすがに立派な面構えをしています。
自然の豊かなスリランカには、いろいろな生き物がいます。
▲ウサギ
ガイドブックによれば、スリランカ・クロエリウサギというそうです。
まあ、これは普通のウサギです。
「ホラ!ウサギ!」と言われても、正直リアクションに困るところはあります。
その他
▲象岩
「あんなところに大きな象が!」
これはガイドたちのお約束のようで、遠くに見える岩が大きな象に見えるというものです。
確かにちょっと象っぽいのですが、それを言う時の彼らの笑顔の方がずっとステキなんです。
▲動物の骨
これもどうやらお約束のようで、動物の骨のある場所を覚えていて、サファリの最後に見せてくれるようです。
「ホラ、ここは弱肉強食の自然界なんです。ではそろそろ私たちは、文明社会に帰りましょう。」ということなんでしょうね。
ヤーラ国立公園では、レパード(スリランカヒョウ)が人気ですが、一度のサファリで見られる可能性はかなり低いそうです。
3回から4回ほどサファリを行えば、たいてい見ることができるとのことでした。
さて、最後に骨を見たらサファリは終了です。
来る時は雰囲気たっぷりに茂みから茂みへゆっくり車を走らせていましたが、帰りはビュンビュン飛ばしてあっという間でした。
サファリガイドへのチップ
サファリは、ドライバー兼ガイドが一人で案内してくれるケースと、ドライバーの他にガイド(レンジャーともいう)が乗り込むこともあるそうです。
チップの相場は、ドライバーが500ルピー、レンジャーが1000ルピー程度とのことです。
何とかたくさんの動物を見せようと、頑張って探してくれるので、いろいろ見られたら快くお礼をあげるのがよいと思います。
今回は、動物もたくさん見られたし、サファリの後でそのままホテル(ジェットウイング・ヤーラ)まで送ってくれたので、1000ルピーから少し増やしておきました。
▲ヤーラのドライバー兼ガイド
スリランカで行うサファリの感想
アフリカと比べられないのが残念ですが、思ったよりたくさんの動物が見られたので、かなり楽しむことができました。
ミンネリア国立公園では象をたくさん見ることができますが、ヤーラではいろいろな動物を見られます。
また、シギリヤなどのエリアと比べて、気候の違いから植生がかなり違い、異なった風景を楽しめました。ヤーラの近くでは、道端でサボテンを見ることもありました。
この記事にご興味のある方は、こんな記事もおすすめです
⇒スリランカのサファリでおすすめの国立公園と時期、見られる動物をご紹介します♪