【スリランカ旅行記125】ココロとカラダを癒す、アーユピヤサの部屋と設備を見てきました
▲アーユピヤサの部屋
皆さんこんにちは。自然の中で快適に過ごすのが好きな、いい旅の黒崎です。
前回に続いて、アーユピヤサの視察です。
このリゾートは部屋が8室しかなく、多くの宿泊客は1週間程度滞在するため、一度部屋が埋まってしまうとなかなか予約が取れません。
オーナーから、もう一室増やそうと思っていると聞いたことはありますが、いずれにしても早めに予約するのが正解です。
料金は決して安くないのですが、とにかくリラックスしてココロとカラダを休ませられるのが人気で、リピーターの方も多いそうです。
またここへ戻ってくることを楽しみに、1年間頑張って働くという方もいらっしゃいました。
手配は何度もしたことがありますが、どんな施設を持っているのか、今回初めて見てきたのでご紹介します。
シンプルで広い部屋
▲アーユピヤサの部屋の例
アーユピヤサの部屋は広く、余計なものがあまりないのでさらに広く感じます。
部屋には、軒先で靴を脱いで上がります。
ストレスを感じずに過ごしてもらうために、目覚まし時計は置かず、鳥の声で目覚めて欲しいという説明がありました。
部屋にあった各種の説明には日本語が添えられ、こちらもストレスなく読むことができます。
▲日本語併記の案内
▲ベッド
▲洗面所の備品
豪華な設備ではありませんが、清潔で広々しているので居心地が良さそうです。
部屋は敷地内に点在していて、少しずつデザインが違うようでした。
一日の過ごし方
▲一日のスケジュール
一日のスケジュールが部屋に置かれていました。
これによると、朝は6時頃に起きてハーブ入りのドリンクを飲み、希望の方には6時半からヨガのレッスンがあります(ヨガは毎日ではなかったかもしれません)。
7時半から朝食をとったら、9時過ぎから午前中のトリートメント(アーユルヴェーダの施術)を受けます。
ランチの前後に空き時間があり、その時間を利用して観光プログラム(有料)に参加したり、読書や昼寝などをしてゆっくり過ごします。
▲観光用のプログラム(2014年視察当時のもの)
観光プログラムは、英語のドライバーが案内するもので、数名集まって一緒に行く方が安くなるシステムです。
宿泊者は見知らぬ同士ですが、アーユピヤサ側から声がけがあって、なるべく日を合わせようとするそうです。他の方と一緒に行く方が無駄もないし賑やかで、金額も安くなるのでおすすめです。
(上記の金額は2014年に視察した時のもので、2015年には、全体に1000円ほど高くなっているようです。最新情報はご確認ください)
午後にもトリートメントがあるので、一日二回アーユルヴェーダを受けることになり、夜7時からは夕食をとり、夜は早く寝てしまうのが正しい過ごし方です。
涼しいのでエアコンはありませんが、部屋にはファンがあり、電源はちゃんとあります。
ちなみに、アーユピヤサのある場所は山の中とはいえ涼しいので、蚊がほとんどいないそうです。滞在中の方に聞いたら、とてもいい点だと言っていました。
そのためカメラの充電などは大丈夫ですが、部屋にWi-Fiの設備はなく、利用したい場合は事務所に行く必要があります。
デジタルデトックスもして欲しいという考えからなので、せっかくアーユピヤサに泊まるなら、この不便さもある程度受け入れてみるのがいいと思います。
アーユルヴェーダ施設
▲日本語が併記された問診票
スパと違ってアーユルヴェーダは医療行為なので、まずドクターと話して(英語)自分の体質を知り、それに合ったトリートメントを処方してもらうことになります。
体のことを英語で説明するのは難しいものですが、問診票には日本語が併記されているので助かります。
また、ドクターは英語を話しますが、日本語に堪能なマネージャーがいるので、頼めばコミュニケーションを手伝ってくれます。
アーユルヴェーダ用の施設を見に行くと、にこやかなスタッフ達が笑顔で出迎えてくれました。
皆人が良さそうです。
▲アーユルヴェーダのスタッフ
アーユルヴェーダ用の施設は、10ほどの個室に分かれていて、そこで様々な施術を受けるようになっています。
きれいな色のスチームバスです。部屋の外にかまどがあって、そこで薪などを燃やして利用するようです。
▲スチームバス
▲スチームバス用のかまど
食事
▲アーユピヤサの食事例
宿泊客の方が、撮影した食事をカメラで見せてくれました。
肉も多少出るそうですが、野菜やフルーツが中心の、色鮮やかな食卓が印象的でした。
施設内の畑で育てたオーガニック野菜と取れたてのフルーツを使って、井戸水で調理する料理はまさに自然食です。
こうした食事を何日か取っているだけでも体調が変わりそうですね。
居心地のいいフロント
▲アーユピヤサのフロント
ややメルヘンチックなこの建物が、アーユピヤサのフロントです。
宿泊客が残していった日本語の本が置かれていて、ここでゆっくり過ごすのも気持ち良さそうです。
▲日本語の本
▲フロントにて
Wi-Fiがあるのはここではなく、少し歩いたところにある事務所だそうです。
日本ではついついスマートフォンやタブレットをいじってしまいますが、アーユピヤサの敷地内では、時間や忙しさから離れて、ゆっくりするのが基本です。
お仕事などで必要な分以外は、なるべくデジタル製品から離れて過ごすのがいいのでしょうね。
設備はどれも、シンプルですが清潔で快適に過ごせそうなものばかりです。
1時間ほどいただけですが、サワサワとそよぐ風の心地よさと、部屋の外でリラックスして過ごすお客様の姿が印象的でした。
お客様は女性ばかりなのでちょっと難しいかもしれませんが、できれば自分で滞在して実感してみたいと思いました。
(黒崎)