インド観光ビザの取り方

観光ビザの取り方は3種類!

2019年8月現在、インドの観光ビザを取る方法は次の3種類です。

1.インド到着時に取る(アライバルビザ)

2.事前に自分で取る

3.日本で旅行会社に頼む

ただ、その内容はややこしく、わかりにくいものなので、順にご説明します。

1.インド到着時に取る(アライバルビザ)

アライバルビザは、日本国籍の方のみインド入国時に空港にて取得可能なビザです。
こちらは60日間有効のダブルエントリービザ(2回まで入国可)で、1年に2回まで申請が可能、入国空港や条件などは下記の通りです。

【ご取得可能な入国空港】
デリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイ、バンガロール、ハイデラバード

【条件と料金】

・目的:観光、業務、会議、短期の医療目的

・予約が取れている帰国便、又は第3国への航空券を所持していること

・インド入国時に、パスポートの残存期間が6ヶ月以上あること

・ご両親又は祖父母どちらかがパキスタン国籍である場合は、申請不可。

・日本国籍に帰化なさっている方は、申請不可。

・十分な滞在資金を持っていること。 *ホテル予約のバウチャー提示

・申請料:INR2,000 *ルピー以外の通貨やクレジットカードでの支払いも可

ビザ申請書にご記入の上、入国時はアライバルビザのカウンターに行き、指紋認証と顔写真の撮影を行い、料金を支払うとビザのスタンプが押されます。ビザ申請書は、インド大使館のホームページからダウンロードできるようですので、事前に記入しておくとよいでしょう。

但し、アライバルビザカウンターでの手続きや入国に時間がかかることもあります。国内線への乗り継ぎがある場合などは、ご出発前にご取得頂くことをお勧めします。

2.事前に自分で取る

一度ご覧になると分かりますが、オンラインで入力しなければならない項目が非常に多く、かなり面倒なものです。
ちゃんと写真屋で撮った写真と、パスポートをスキャンしたデータをアップロードする必要もあります。

また、オンライン申請にもレギュラービザとe-VISAの2種類あります。

【レギュラービザ】

6ヶ月有効のマルチプルビザです。
(有効期間内は何度でも入国可能。但し、1回の滞在は90日間までです)

アメリカやオーストラリア、スリランカなどと異なり、WEB上でビザが取れるものではありません。オンラインで入力して作成した申請書をプリントし、必要書類を揃えて直接インド大使館へ申請します。

申請に行く場所(インド大使館)は、お住まいの地域によって東京か大阪に管轄が分かれます。この点もご注意が必要です。

申請後は、再びインド大使館へビザを受領に行かなければなりません。
申請・受領と二度足を運ばなければならないため、結構面倒な手順が必要です。

お金の面だけ見れば、費用は最も安く済みます(ビザの実費1,550円+2往復分の交通費+写真代)

ただ、遠くにお住まいの方は出向くのが難儀です。

【e-VISA】

365日間/5年間有効のマルチプルビザです。
(有効期間内は何度でも入国可能。但し、1年間で最大180日を超えてはなりません。1年間とは、1月1日~12月31日です。)

オンライン上で申請でき、ビザ番号も発行されるため、直接インド大使館へ出向く必要はありません。

但し、入国時に顔写真の撮影と指紋認証をする必要があり、入国空港にも制限があります。事前にご確認下さい。

3.日本で旅行会社に頼む

2の手続きを旅行会社に依頼するものです。

この場合、WEB上の申請を自分で行うパターンと、それも含めて旅行会社に依頼するパターンがあります。

まとめて依頼する場合は、写真やパスポート、必要な情報を旅行会社に預けて、WEB申請、東京の大使館、もしくは大阪の領事館での申請と受領、その後のパスポート引き渡しまで頼めます。

費用は会社や、引き受ける業務内容によって異なります。

ただ、考え方次第ですが、手間と費用を合わせると、どの方法もさほどの違いがあるとは言えません。

それよりも大事なことは、ご出発前に確実にビザを取得することです。

インドビザの申請方法は、何の前触れもなく変更になることが多いため、早めのアクションが必須です。

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