【『雲の住みか』メガラヤ州の不思議な生きている橋を歩く!】
企画者より
インドにこんな所があったなんて!
『生きている橋』って聞いたことがありますか?ちょっと想像がつかないかもれませんが、バングラディシュと国境を接するメガラヤ州のチェラプンジという所にその橋は存在しています。メガラヤ州はベンガル湾で発生するモンスーンの雲と、北部で発生するモンスーンの雲がぶつかるため雨雲がたまりやすく、雨の多いエリアなのですが、中でもチェラプンジは世界最雨量を記録したこともあり、橋はその大雨に流される事が多かったため、何十年もかけて木の根を誘導し、大雨にも流されることのない橋を作り上げました。その先人たちの知恵は、今でも人々の生活に欠かせないものとなっています。メガラヤ州では、この『生きている橋』を実際に歩くことができるんですよ!まるで映画の世界に入り込んだような、不思議でドキドキワクワクの体験をしてみませんか?
また、サンスクリット語で『雲の住みか』という意味のメガラヤ州は、カシ、ジャインティア、ガロの丘から構成され、多様な文化、宗教、風習をもつ原住民たちが住み、インドの中でも独特な山岳地帯です。生きている橋があるチェラプンジには、中国やベトナムの方から入ってきた古代民族 女系のカシ族が多く住んでおり、女性が家を継いで働き、男性は婿養子に入って育児などをするそうです。顔も東南アジア系で小柄な人が多いのが特徴。かつては一妻多夫で、女性は働きぶりを見て男性を選び、嫌になったら追い出していたんだとか!
訪問地とご体験
【木の根で造られた生きている橋】
ジャングルのような細い道に続く約3,600段の階段を下って、ロング・ルート・ブリッジ(長い根の橋)、ダブルデッカー(二重橋)を実際に歩きます!
ゴムの木の根で造られた橋はしっかりと編み込まれ、何人渡っても揺れることもありません。足元は木の根や石などでしっかり固められ、とても歩きやすくなっています。帰りは同じ階段をひたすら登りますが、無理のないようにゆっくり時間をとりますのでご安心下さい!
【ノーカリカイの滝】
上から滝壺までの落差340m、世界第4位を誇るノーカリカイ滝をご覧頂けます!
この滝には悲しい女性の物語が伝わります。若くして夫を亡くしたカ・リカイはその後、娘を連れて再婚するのですが、この再婚した夫が妻の娘への愛に嫉妬し、嫉妬に狂うあまり娘を殺してしまいます。証拠を隠すために娘の身体を食事に混ぜ、妻に食べさせてしまうのですが、後にその事が分かり、悲しんだ妻は滝に身を投げたのだそうです。そこから『カ・リカイの滝』、ノーカリカイと呼ばれるようになったと言われています。(ノーはカシ語で滝の意味)
【ノースンギティアン滝】
雨季になると7筋の滝が流れることからセブンシスターズ、カシ語でノースンギティアンと呼ばれるようになりました。5~7月頃の雨の多い時期は水煙でもやがかかったようになります。
【アジアで一番クリーンな村 マウリノン村】
2003年にディスカバーインディアで、アジアで一番クリーンな村と宣言されたマウリノン村は、『神の庭』とも呼ばれて国際的にも有名です。約82世帯が住んでおり、プラスティックの禁止や森林の保存・保護、また竹で編んだくず入れが各所にあり、家庭から出るゴミは肥料として再利用するなど、エコでかわいい小さな村です♪
【ナルティアンのモノリス(巨石柱)】
ナルティアン村にある巨大なモノリス(巨石柱)群は、何の目的で造られたのか未だに謎!?最も大きいものでは8mもの高さがあり、何とも不思議な光景です!
※2018年6月現在、モノリスへのルートが閉鎖されているためお立ち寄り頂けません。状況は変わりますのでお問い合わせ下さい。
観光プラン
チェラプンジへはコルカタからは国内線でシーロンへ、デリーからは国内線でアッサム州のグワハティへ飛び、そこから陸路で4時間半~5時間くらいの移動となります。
ここではデリーからグワハティ回りで入る場合のモデルプランをご紹介します。
デリーからグワハティ回りの3泊4日のモデルプラン
1日目
【09:30】インド国内線にてデリーからアッサム州のグワハティへ。
【14:00】グワハティ着。
現地英語ガイドがお出迎え。
専用車にて、旅の起点となるチェラプンジへ移動します。(約4時間半~5時間)
【夕刻】チェラプンジ着後、ホテルへご案内。
(チェラプンジ泊)
2日目
【午前】
『生きている橋』を観に行きます。
入口からは階段が続いており、最初に現れるのはロング・ルート・ブリッジ。その先のダブルデッカーまではワイヤーで出来た橋を2つ渡ります。ここまでで約3,600段の階段を降り、帰りは同じ階段を戻りますが、無理のないようにゆっくり登りますのでご安心下さい!
また、この辺りにはカシ族が住んでおり、カシ族の民家も点在しています。ジャングルのような細い道を歩いていると無邪気なカシ族の子供達に出会えるかもしれません。
【午後】
自然のままほとんど手が加えられていないマウスマイ洞窟を見学。
電灯があるので、懐中電灯がなくても気軽に入れます。
その後、世界第4位の落差を誇るノウカリカイ滝、雨季には7筋の滝が流れることからセブンシンターズと呼ばれるノースンギティアン滝を遠望してホテルへ戻ります。5~6月の雨の多い時期は水煙でもやがかかったようになります。
(チェラプンジ泊)
3日目
【午前】
アジアで一番クリーンなマウリノン村へ。
着後、別の『生きている橋』を観に行きます。
この生きている橋、ロング・ルート・ブリッジ(長い根の橋)は、入口から歩いて15分位なので気軽に訪れることができます。
その後、マウリノン村を散策。
アジアで一番クリーンなマウリノン村は、『神の庭』としても知られ、国際的にも人気があります。小さな村なので、お気軽に散策していただけます。
【午後】
観光後、シーロンのホテルへご案内。
(シーロン泊)
4日目
【朝】専用車にてグワハティ空港まで移動します。(約3時間)
【15:35】インド国内線にてデリーへ。
【18:20】デリー到着。
手配について
【ご利用航空会社】
デリーを起点にする場合は、インド国内線も含めてエアインディアがお得です。
コルカタが起点の場合は、バンコク乗り継ぎのタイ国際航空でお組みできます。(インド国内線は別途手配)
【ご利用予定ホテル】
リーズナブルなスタンダードホテルからデラックスホテルまで、ご希望に合わせてお組み致します。お気軽にご相談ください!
【お食事】
朝食はホテル代に含まれています。昼食は市内レストラン、夕食はホテルにてお召し上がり頂きます。
【ガイド】
デリーでは日本語ガイド、メガラヤ州では英語ガイドがご案内します。全行程を通して日本語ガイドを付ける事もできますので、お問い合わせください。
【車両】
専用車をご利用頂きます。他のツアーとの混載はございません。
【最少催行人数】
お一人様より手配可能です。
【参考料金】
2名様1室利用時の1名様代金(スタンダードホテル) 127,000円~(2019年7月現在)
*参考料金に含まれるもの*
・デリー/グワハティ間の往復航空券(税込み)
・3泊4日のホテル代(スタンダードホテル)
・食事(1日目の昼食~4日目の昼食)
・日程に含まれる観光の入場料
・ガイド(英語)
・グワハティ空港~ホテル間、観光中の専用車(エアコン付)
ご出発日
出発日:エアインディアは成田発、毎週月・水・土・日出発
タイ国際航空は毎日運航しています。
出発日、人数、出発地によって旅行代金は異なります。
繁忙期、混雑の状況によって金額が上がりますが、ご予算に合わせたツアー内容のアレンジも可能ですので、何でもご相談ください!