美しきガンジス河の流れる聖地でリフレッシュできる、リシュケシュ

ヨガの聖地で心身をリフレッシュ♪

リシュケシュの位置リシュケシュの街は、ガンジス川の上流、ウッタラカンド州にあり、デリーからバスで約7時間、２６０ｋｍほど北に位置します（インドの地図で見ると近いのですが、実際にはかなり距離があります）。

ヒンドゥー教の巡礼地であると同時に、ヨガ発祥の地とも言われ、１９６８年にビートルズがヨガの修行で訪れたことでも有名です。

ガンジス河の流れるリシュケシュ風景

源流に近いため美しいガンジス川が街の中央を流れ、その両岸にはアシュラムと呼ばれるヨガの道場が並びます。
アシュラムでは、日帰りや1泊程度の気軽なものから、本格的な道場入門（長期滞在）まで、様々なヨガ体験をすることが出来ます。

熱心なヨーギーでなくても、ヨガレッスンは初心者からＯＫで、インドの他の地域に比べると治安がよくてのんびりしているため、日常を離れ、心身のリフレッシュを求める女性の一人旅が多い場所でもあります。

世界中からヨーギー（ヨガの愛好者）が集まる場所でもありますが、一般の旅行者にとっては大自然の中の素晴らしいスパリゾートでもあります。

アシュラムと呼ばれるヨガの道場は、簡易的な宿泊施設を持つことが多いため、そうした施設を利用すれば長く滞在してもあまりお金がかかりません。

もちろん快適な滞在を求める方には優れたホテルもあります。最高級リゾート、アナンダ・イン・ザ・ヒマラヤズを筆頭に数々のホテルが軒を連ねており、目的や予算に合わせたホテル選びができます。

宿泊費にはヨガ体験が含まれることが多く、ヨガの他にもアーユルヴェーダやスパなどでリラックスすることができます。

野菜中心の食事リシュケシュの食事は野菜中心のベジタリアン料理で、お酒を出す店もほとんどありません。

ヨガで心身を整え、新鮮な野菜の食事を重ねれば、素晴らしいデトックス効果を得ることができるでしょう。

1929年に造られた、ラクシュマン・ジューラーと呼ばれる吊り橋からの景色が有名で、この界隈は巡礼者用のお土産屋さんやレストランが連なり、毎日賑やかです。

対岸には、シュリ・トラヤン・バクシュワール寺院と呼ばれる13階建ての寺院が建っており、この寺院の最上階からの眺めは絶景です。

旅行者以上に、オレンジ色の衣をまとった修行者の姿が多く見られ、また毎夕、ガンジス河畔で行われるプジャ（ヒンドゥー教の礼拝）は非常に美しく、幻想的な雰囲気に包まれます。

同じ聖地、同じガンジス河でも、中流域のバラナシ（ベナレス）とは雰囲気が全く違います。

インド国内にあふれる喧噪を離れてヒマラヤの大自然に抱かれ、静かな時間ときれいな空気の中で、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょう。