インド旅行で食べられる、おいしいインド料理をご紹介します♪

インドには魅力的な料理がいっぱい!

インドカレー

▲多様なインド料理

インド料理は日本でも大人気です。ランチタイムには街のインド料理屋がにぎわい、日本全国どこへ行ってもインド料理レストランを見かけます。

でも、

「インド料理って全部カレーでしょ?」

というのが、多くの方のイメージだと思います。

確かにスパイスはよく使いますが、インドは魅力的な料理でいっぱいです。どんどんご紹介したいと思います。

定食と主食

ターリー

ナンとカレー(ターリー)

▲ターリーはインドの定食

丸いステンレスの皿にご飯やチャパティー、カレー数種などが盛られるインドの定食で、インド中どこに行っても食べることができます。

語源はお盆で、発祥の地はインド西部グジャラート州とも言われます。アラブ諸国とも交易が盛んであった地域なので、ターリー皿も、やはりアラブ商人が伝えたものかもしれません。というのも、インドでは近年まで皿は葉っぱで代用することが多かったためです。

ミールス

南インドの定食ミールス

▲バナナの葉にのったミールス

ターリーの南インド版です。もっと庶民的な日常食のイメージで、いわゆる食堂のようなところで提供され、毎日、地元の人々で賑わっています。

ターリーと同じステンレスのまん丸い皿での提供が多いのですが、バナナの葉っぱを皿替わりに使うことがほとんどです。ターリーと同じく、ご飯やチャパティ、プーリー(揚げパン)と、それを囲むようにカレー数種が置かれます。

ミールスと一緒にぜひ食べたいのが、豆と野菜のカレー「サンバル」と、タマリンドを使った酸っぱく辛いスープ「ラッサム」です。この酸っぱさと辛さがあると、暑いインドでも食欲をそそられます。

ビリヤニ

ビリヤニ

▲大量につくられる、ビリヤニ

インドでは珍しいお米の料理で、インド風「炊き込みごはん」です。

スパイスをふんだんに使い、マトン、チキン、野菜、エビ、魚など、さまざまな具材でインディア米を炊きこむ料理で、 発祥はイラン(ペルシャ)とも言われ、広く中央アジア全域にも広がっています。

ムガール帝国がインドに進出してきた際に持ち込まれた料理で、今では、広くインド各地で愛されている国民食です。

中には、50~100人分くらいの巨大な釜でつくるビリヤニもあります。ちょっとパエリヤのようでもありますね。

 

ナン

ナン

▲日本で広く知られたナン

インド料理といえば、タンドーリという窯で焼き上げるナンを思い浮かべる方も多いでしょう。精製した白い小麦粉(マイダー)を発酵させて焼いているからモチモチとした食感です。日本ではインドカレーとセットでナンですが、インドでは一般的ではなく少し高級なレストランで焼かれています。

正しくは左手を使わずに食べるのがよいとされますが、それでは食べにくいので、インド人でも両手を使うのが普通です。

いろいろなカレーをつけながら食べましょう。
お代わりのできるのが普通ですが、かなりお腹がふくれますので、食べ過ぎにはご注意を。

チャパティ

▲インドでポピュラーなチャパティ

フスマ(小麦の糠)入りの小麦(アタ)を水で練り、発酵させずに鉄板やフライパンで薄く焼き上げたもので、素朴な味で飽きません。日本ではあまりポピュラーではありませんが、インドではナンと違って一般家庭で作れるチャパティの方がポピュラーなんです。

ドーサ

ドーサ

▲インドのパンケーキ、ドーサ

食の宝庫・南インドの家庭料理。クレープ様の料理で、お米と豆をペースト状にすりつぶし、泡が立つまで発酵させた生地を熱した鉄板の上でクレープのように薄く伸ばして焼きます。

ジャガイモなどをスパイスでまぜて炒めたものをドーサでくるんだマサラドーサ、焼く過程で伸ばした生地の焼けていない部分を削り取って薄く焼いたペーパードーサ、生地にジャガリー(黒砂糖)を加えた甘いヴェッラドーサなど、様々なバリエーションがあります。

ドーサはココナッツなどのチャツネやサンバルと共に食べることが多く、南インドではポピュラーな朝食や昼食です。

軽食、スナック類

サモサ

サモサ

▲具材の味も様々なサモサ

日本でポピュラーなサモサも、本場インドではもっとバラエティーに富んでいます。

ジャガイモを具材と一緒に小麦粉で包んで揚げるのは共通ですが、具やスパイスの種類、辛さ、味わいなど、日本と一味違うものもあります。揚げ物なので食べ過ぎには注意して、少しずつトライしてみてください。

肉料理

タンドリーチキン

タンドリーチキン

▲パリッと焼かれたタンドリーチキン

チキンをヨーグルトスパイスにつけて、タンドリーと呼ばれる窯で焼きあげた料理です。

インドではたいへんポピュラーで、パリッと焼かれているのに肉の身離れがよく、ビールやワインにたいへんよく合います。

 

シシカバブ

シシカバブ

▲炭火で焼かれるシシカバブ

シシカバブは、中東だけでなくインドでもよく食べられる料理で、羊肉のバーベキューです。

こちらもスパイスに漬けこんで焼き上げるため、炭火で焼かれると何ともいえず食欲をそそるいい香りがします。

スイーツ

グラブジャムー

▲あま~いグラムジャムー

世界一甘いと言われているシロップ漬けミルクボール。その甘さはビックリするほど!とても暑い日に食べると疲れがとれそうな気がいたします。

 

 

 

 

ジャレビー

▲暑さも吹き飛ばしそうな甘いジャレビー

小麦粉や米粉などを水で溶いた生地を揚げてシロップに漬けた激甘スイーツ。巻き方はまさに職人技!口に入れるとジュワーっと甘いシロップが広がります。

 

ホテルのデザート

デザート

▲おいしいデザート

ホテルのビュッフェはもちろん、インドではおいしいデザートを楽しむことができます。

スパイスの入った料理を食べた後に、冷たく甘いアイスなどを食べると、喉を通るたびに幸せな気分になります。

インド料理と合わせて食べ過ぎにはご注意くださいね。

まだまだ他にもたくさん!

インドにはカレーしかないというのは間違いで、インドにカレーという料理はありません。

多くの料理にスパイスを用いるのは事実ですが、ベジタリアンの多いインドには、肉を使わずにヘルシーでバラエティーに富んだ料理がたくさんあります。

少しずつ追加していきますので、お楽しみに!

その他の料理

中華料理

インドの中華料理

▲春巻きや野菜の炒め物がおいしい

インドには、インド料理と中華料理を両方出すレストランが多くあります。

そうした店の場合、牛や豚はあまりないのが普通で、中華料理としては少々味わいが違うこともありますが、春巻きなどの揚げ物類や点心などは、インド料理と通じるところがあるのか結構おいしかったりします。

何にしても、たまにはスパイスの入っていない料理を召し上がった方が食事に変化がつきます。毎回食べ過ぎるのも考え物ですので、味見のつもりで軽めに食べてみるのもいいでしょう。。

料理のお供に、インドのビールやワインを

インドで多くの人口を占めるヒンドゥー教徒も、あまり飲酒には寛容ではありませんが、旅行者にとってはその土地の料理と一緒に味わうアルコール類は大きな楽しみです。

飲みすぎて羽目を外さないようにだけ気をつけて、口当たりの軽いインドビールや、どんどん質の上がっているインドワインを楽しんでみてください♪

インドのお酒

▲インドビールとインドワイン。おいしい料理と一緒に!

 

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