インドのおみやげ店で買い物をする時のコツはありますか?
▲いかにも怪しいインド人店主。勝てるかな?
ボラれないように、インドでは価格交渉をしよう!
海外での買い物は楽しいものです。特にインドでは、装飾品や置き物などがごく安い価格で買えるので、いろいろ探してみましょう。
ただし、インドでの買い物は日本とは違います。
デパートなどは別ですが、基本的に定価というものはなく、旅行者とみれば高い値をつけてきます。
何もこれは特別なことではなく、例えば観光地などの入場料もインド人と日本人は大きく違うので、インドではごく普通のことです。
なので、インドで買い物をするときは、決して言い値で買わず値段交渉をしましょう。
交渉の始め方
向こうの言い値の半分くらいからスタートして、値段交渉を始めるのがセオリーです。
相手も分かっていて、怒ったりはしませんから恐れることはありません。
必要な言葉は、「discount !」 「price down !」「no money !」程度で大丈夫です。
言葉だと間違えるので、電卓に数字を打ち込んで交換し合うのも良く見る光景です。
ゲームのつもりで、ぜひトライしてみましょう。初めは緊張すると思いますが、慣れると楽しいものですよ!
▲雑多な品物が並ぶ店内
欲しそうな顔をせず、いろいろ試す
あまり欲しそうな顔をしないことも大切です。
なかなか値段が下がらない時は、一旦、「買わない!」と引き下がって駆け引きするのもコツです。
ただ、嫌味になってはいけませんし、お客だからと威張るのも逆効果です。
互いにリスペクトを持って交渉にあたりましょう。
ひとつではなかなか安くならない場合、「3つ買うから安くして」とか「これも買うから○○ルピーでどう?」というように、柔軟な提案をしてみましょう。
建設的な提案には概ね好意的に応えてくれますので、いろいろ試してみましょう。
この値段交渉こそインドでの買い物の醍醐味ですので、ぜひ店主との駆け引きを楽しんでください!
駆け引きはまだ続く!お金を払う時に注意!
値段交渉がうまくいっても、決して気を抜いてはいけません。
ここはインド、日本とは違います。
受け取ったお金を物陰で数えながら適当に減らし、「お金が足りないよ」と言われることが時々あります。
でもこんなことでインドを嫌いになってはいけません。
「まだ駆け引きは続いていたんだ」
そう理解しましょう。
お金を渡す時は相手に数えさせず、互いに見えるところで1枚ずつ並べるくらいの注意が必要です。
お仲間や、ガイドさんがいる時は一緒に見ていてもらいましょう。
財布から出すと、早く財布をしまいたくなって焦るのが人の心理です。
買い物の時は、ある程度のお札を別にしておいて、ポケットから出してゆっくり数えるくらいがよいと思います。
▲コツを押さえて、インドならではの買い物を楽しもう!
こうした日本では得難い経験は、あなたの交渉力、忍耐力、注意力を格段に上げてくれるでしょう。
うまくすれば楽しい買い物を安く行うことができ、様々な経験を積むことができます。
インドに行ったら、ぜひインドならではの買い物を楽しんでみましょう!