【人も車も多すぎる?思わず笑ってしまったインドの日常】
▲コルカタの渋滞
巨大な人口を抱えるインドは、どこに行っても人だらけです。
歩いていても、車に乗っていても、人口大国ゆえの面白い風景が目に入ります。
「ちょっと待って!」「それはないでしょ!」と、思わず突っ込みを入れたくなる場面が多くて退屈しません(むしろ突っ込むのに忙しいです)。
タクシーが多すぎる!
私が行ったコルカタの道路は、とにかく混んでいました。
とくにタクシーが多く、あまりにも車が多すぎて遠くまで見渡せません。
渋滞待ちをしている時に横を向くと、「KOLKATA POLICE」と書かれた車がとまっていました。
そう、コルカタのパトカーです。
パトカーは先へ進みたいらしく、盛んにサイレンを鳴らしていましたが、同じく渋滞待ちをしているリキシャやオートバイのクラクションがうるさすぎて、まったく効き目がありません。
それに、とても道を空けられるような道路状況ではないため、パトカーはすっかり立ち往生していました。
「緊急事態にこれじゃだめじゃん!」と、思わず突っ込みを入れたくなってしまいました。
▲タクシーの黄色ばかりが目立つ
▲立ち往生中のパトカー
すれちがう距離が近すぎる!
インドの人ごみは半端ないです。
よけようにも本当にスペースがなくて、よけられないので、すれ違う人とぶつかりながら歩くことになります。
もし友達や家族と一緒なら、離れ離れにならないように気をつけなければいけません。
しかもインドが一味違うのは、人ごみの中に堂々と車が突っ込んでくること!(笑)
▲歩いていると突然車が顔を出す
コルカタのニューマーケットに行ったとき、人ごみの中から突然車が出てきて本当にびっくりしました。
速度はゆっくりですが、よくこんな人ごみの中に車で入ってこれるなと思います。
中には人力車も走っていて、人・車・バイクがぐちゃぐちゃに混ざっている状態です。
インドを歩く時は気を抜いちゃいけないなと感じました。
また、住宅地の道路はとても狭く、バスですれ違う時にあまりにも近いので、車内にいながらとても怖かったです。
「そのままこっちに向かってきたら絶対ぶつかっちゃうよ!」
……そんな状態でもお構いなしです。
インド人には絶妙な距離感覚があるのだなと、逆に感心してしまいます。
▲広い通りを走っているときはこんな感じなのに…
▲狭い道路だとこんなに近い!
オートリキシャが満席過ぎる!
インドの人はやることは無茶すぎる!(笑)
ヴァラナシでは、こんな光景に出会いました。
ガンジス河をめざして歩いていると、向こうからリキシャが近づいてきました。
その時点でリキシャの中は満席で、乗客は隙間なく座っていて、1台に6~7人も乗っています。
そして、リキシャが私たちとすれ違う瞬間、さらに横からおじさんが乗り込もうとしたのです!
先に座っている乗客を、どうにか中に押し込もうとしていますが、明らかに定員オーバー…。体がリキシャからはみ出ています。
あまりにも無茶すぎて、開いた口がふさがりませんでした。(笑)
▲既に満席すぎるリキシャ
▲さらに乗ろうとするおじさん
でも、そんな風にされても本気で怒ったりはしないのがインド人の面白いところです。
このあたりは、日本人も見習うべきかもしれないと思います。
こんな風に、インドには私たちの想像を超える、突っ込みどころ満載な「日常」があります。
その独特なユーモアに触れたら、もうインドの虜になること間違いなしです☆