インドのバス事情。コルカタとデリーの違い
コルカタのバスは、見ていてとてもスリルがありました。
というのも、お客さんは走っているバスを追いかけて、バスが信号待ちをしている間に飛び乗るのです。
つまり、バスに乗りたいときはどこからでも乗れるということ。
お客さんには都合が良いけど、その様子を見ている私はヒヤヒヤしてしまいました。
▲バスに乗り込む人
バスを降りる姿は見ることが出来ませんでしたが、どこからでも乗れるということは、どこでも降りられるということなのでしょうか…
バスには日本のような開閉ドアがついておらず、運賃は入り口に立っている人が管理しているようでした。
たった一人で乗客全員の運賃を把握できるなんて信じられません。
また、観光客がコルカタのバスを利用するのは、至難の業だなと思いました。
▲ドアのないバス
一方デリーでは、綺麗なバス停が道路沿いにありました。
コルカタは普段着のお客さんばかりでしたが、デリーのお客さんはスーツを着た人も多く、バスに乗る時もきちんと列に並んでいて秩序が見えます。
「さすが首都だな!」と感心しました。
▲デリーのバス停
インドは都市によって習慣が違うので、同じものでも地域によってルールが違います。
街を見ながら、そんな違いを見つけて比べてみるのも面白いのと思いました。