英国女王とインド人青年の絆を描いた実話『ヴィクトリア女王~最期の秘密~』
こんにちは! いい旅インドの伏見です。
先日、『ヴィクトリア女王~最期の秘密~』という映画を観てきました。公開が終わる前に行かなければ!と思い、なんとかギリギリ間に合いましたよ! この映画は英国ヴィクトリア女王と、当時は英国領にあったインド人青年との絆が描かれた実話で、一世紀もの間歴史から消されてしまった物語なんだそうです。
▲映画 ヴィクトリア女王~最期の秘密~
インドがまだ英国領だった1887年、ヴィクトリア女王の即位50周年記念式典で記念の金貨を贈呈するため、インドのアグラから2名の若者がイギリスへ渡ることとなります。背の高い方のアブドゥルが贈呈役に任命されるのですが、女王と目を合わせる事を禁じられていたにもかかわらず、なんと女王の足にキスをしてしまうのです!
18歳という若さで即位し、最愛の夫と従僕を亡くしてから長年心を閉ざしてきたヴィクトリア女王は、王室のしきたりを無視した真っ直ぐなアブドゥルを気に入り、従僕に任命します。アブドゥルを通して知るインドの言葉や文化などに魅了されていき、ヴィクトリア女王の閉ざされた心が開いていきます。人種、階級、宗教、年齢・・・たくさんの違いを超えて強い絆が芽生えていくのですが、息子エドワード7世を始め王室の人々は女王と従僕である二人の関係を許さず、大変な騒動へと発展してしまいます!
▲アブドゥルの故郷アグラの世界遺産!タージマハル
アブドゥルを演じたのは、日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞を受賞した『きっと、うまくいく』や、最近ではハリウッド映画『ワイルドスピード SKY MISSON』にも出演した、注目の若手俳優アリ・ファザール氏。イケメンさんですよ!!
息子エドワード7世によって歴史から消されてしまった、ヴィクトリア女王の輝いた晩年と二人の絆を描いた映画『ヴィクトリア女王~最期の秘密~』。公開は終わってしまいましたが、すでにDVDも発売されていますよ。チェックしてみて下さいね~♪