【インド旅行記99】インド豪華列車デカンオデッセイに乗車♪世界遺産の階段井戸『ラニキ・バブ』に圧倒される!
こんにちは! いい旅インドです。
インドの豪華列車デカンオデッセイは、6日目の行程を進んでおります!細かい彫刻が見事なスーリヤ寺院(太陽寺院)を見学した後は、パタンにある世界遺産の階段井戸『ラニキ・バブ』 を訪れます♪ 2014年に世界遺産に登録されたこの階段井戸は、11世紀に建造されたにもかかわらず保存状態が良く、国内外からも人気のスポットなんですよ~
世界遺産の階段井戸『ラニキ・バブ』
▲広い敷地の中を進んで行くと・・・
▲地下に伸びる階段井戸が現れました!
インドを始めとする南アジアに多くある階段井戸、その中でもこのラニキ・バブは最大級の規模で、最も美しいとされています。ラニは女王や王妃などの意味で、バブは階段井戸を意味しており、そこから『女王の階段井戸』とも呼ばれています。
▲後世に建てられたイスラム建築の井戸とは違い、ヒンドゥー様式になっていて、柱にはヒンドゥー教の神々が彫られているんです!
▲7層からなる階段井戸、地下水資源を利用した貯水システムになっており、高度な管理システムは高く評価されているそうですよ
階段の壁画には細かく美しい彫刻が施され、大小1500以上もあるんですって!? 神話や俗世の彫刻が混在しているこの井戸は、ただの井戸というだけではなく、寺院としての役割も担っているようで、一番奥にあるヴィシュヌ伸の彫刻は、春分と秋分に太陽が差し込む場所に位置しています。
▲警備もしっかりしています!
▲井戸とは思えない芸術的な彫刻の細かさ&多さ!
この大きさもさることながら、細かく美しい彫刻の数々に圧倒されますね★ 宗教的な役割も持っていたとはいえ、ただただ感服です!
インドの伝統織物『パトラ織り』
この後は、パタンの伝統的な織物『パトラ織り』の様子を見学。このパトラ織りを続けているのは、パタンで3家族しかいないそうなのですが、その中の1家族サルヴィさんというファミリーの工房に訪れましたよ~♪
▲機織りが斜めになっているのが不思議ですね!?
▲二人の職人さんが並んで作業しているのも面白い♪
織り糸は、予め織りあげる柄に合わせて縛って染められ、その糸を使って模様を織っていくのだそうです。日本の大島紬のようですが、パトラ織りの方が歴史は古いらしいですよ。とても細かい高度な技術が必要で、1日に織れるのは10cmにも満たないんですって!? サリーなどの生地を織り上げるまでには約2ヶ月くらいかかるんだとか!!
▲縦糸の模様に合わせて横糸を織っている様子、大変な作業です!
世界一美しい階段井戸と言われるラニキ・バブと、伝統的なパトラ織りを見学した後は、デカンオデッセイに戻ります。
▲道中で牛たちの行進に出会いました♪
▲立派な角!
▲どこかで放牧させた後の帰り道でしょうか?インドではこんな光景も珍しくありません!
駅に戻ってきたら、やはり冷たいおしぼりのサービス!
▲暑いインドでの嬉しいサービスですね❤
デカンオデッセイにて6日目の昼食
14時頃、少し遅めのランチタイムです。
▲小エビなどのサラダ
▲スープに続いて・・・
▲メインはショートパスタ!濃厚なソースで食欲をそそります!
▲デザートまで美味しくいただきました♪
豪華列車デカンオデッセイは、次の目的地へ向けて出発!ランチの後はお部屋でひと休みです。この休息時間があるのが嬉しいですね~
デカンオデッセイにて6日目の夕食
休息していてもお腹は空くもので・・・ この日の夕食はお肉!
▲シシケバブはハーブとミントのさっぱりソースで
▲アスパラガスのグリーンスープ
▲列車の揺れでボケてしまいましたが、メインの肉!
▲デザートのガトーショコラまでしっかり完食しました♪
夕食の後は、バーで過ごす方も多いそうです。デカンオデッセイではワインとおつまみは無料! いい旅インドのスタッフは下戸なので、残念ながらバーで過ごす機会はなかったようですが・・・
次はいよいよ最後の目的地、ナシークという所へ向けてデカンオデッセイは走ります! ベナレスと並ぶヒンドゥー教の聖地で、今人気のインドワインの産地でもあるんですよ。インドワインをご紹介しますのでお楽しみに~♪