インド旅行体験記7 バラナシ空港から市内へ

バラナシ空港から市内へ

国内線で、昼過ぎにバラナシ空港に到着しました。

バルナ川とアッシ川の間にあるからバラナシというとのことで、イギリス統治時代にはベナレスと呼ばれており、その後元の名に戻されたそうです。

バスに乗り込み、空港から市内へ。21kmほどの距離ですが40~50分ほどかかります。出迎えのバス

市内に近くなると、舗装されているのは道の中央のみで両脇は未舗装となり、露店や掘っ立て小屋が立ち並び、牛が闊歩し人が寝転がっています。

道が悪いせいもありますが、そのせいでスピードが出せません。

バラナシ市内へ
若い木のまわりには石が積まれています。牛が若芽を食べてしまうのを防ぐためだそうです。

道路脇で売られる素焼きの壺

道路脇で素焼きの壺を販売

果物を売る掘っ立て小屋
道路脇の掘っ立て小屋 果物を販売しているようです。

バラナシの案内図
道の案内板はきちんとしていますが、道の方は…。

太陽が照りつけ、気温は恐らく30度を優に超えていて暑いのですが湿気はありませんでした。聞くと雨が降った直後で、多少涼しかったようです。

街灯代わりの木
木に色が塗られています。

これは、車のヘッッドライトが反射して道の端を知らせるためのものだそうです。
バラナシ市内の渋滞

バラナシ市内の渋滞。どこの街もそうですが、市内の中心に近づくと渋滞に見舞われます。

バラナシ市内

信号などはなく、交通整理もしていないので、交通はドライバーの判断に委ねられています。

ラディソンホテル

ホテルに到着。レイ(首にかける花輪)サービスとビンディ(額につける赤い印)、ウェルカムドリンクで歓待してくれました。

部屋にチェックインして一休みし、夕方から観光なので、それまでの間に周辺を歩いてみました。

バラナシ ラディソンホテルの客室

必要なものが揃い、快適に過ごせました。

場所柄、2~3回停電がありましたがすぐ復旧しました。停電に備えて、多くのホテルは自家発電を備えているそうです。

バラナシのラディソンホテル  ラディソンホテルのウェルカムドリンク
レイとビンディのサービス 暑いのでウェルカムドリンク
 バラナシのラディソンホテル バラナシのラディソンホテル
客室は清潔 水回りもわりとしっかりしている
ビンディをつけ、レーをかけてもらった IMG_6622
ビンディとレイと私  床はフローリングで快適に過ごせた

街中を散策

野良牛のいる道を5~10分ほど歩くと、マクドナルドや映画館の入った商業施設がありました。

空港のようなセキュリティチェックを受けてまで入る気はなかったのでやめると、10台近くのオート三輪に囲まれ、非常に暑かったので料金交渉をして一番安かった車で街中を走ってもらうことにしました。

我々5人の他、ドライバーともう一人が乗り込み、7人乗って走り出しまします(乗り過ぎ)。

バラナシの牛 バラナシの牛
 牛は結構痩せている  この牛もかなりよれよれ
インドのマクドナルド インドのマクドナルド
 インドのマックはビーフもポークも売らない  チキンのひき肉、スパイシーな味付けが基本です
オート三輪 シルク生地の販売店
 オート三輪  連れて行かれたシルク屋
シルク生地の工房 シルクの販売店にて
 シルク屋の裏にある工房 職人がシルクを織る  様々な生地が出てきて、手に取ると料金交渉開始
シルクの販売店にて シルクの販売店にて
 女性陣はお気に入りのサリーを購入  そこそこ売れたらしく、帰りは見送ってくれた

オート三輪は 小さいけれど結構馬力があり、コーナーは少々危なっかしいですが、転倒さえしなければこれも旅の味わいです。

10分ほど走って、結局連れて行かれたのはシルクの専門店でしたが、安価で良質(だと思う)なものが多く、多くの種類から選べたので楽しめました。

店員はある日本語を話し、英語を交えて会話しました。

2000円ほどで100%シルクというスカーフを購入し、女性2人は3000円ほどできれいなサリーを買っていました。

あまり高くなければ買物は楽しいものです。

バラナシはシルクで有名な場所で、店の横には工房があって、昔ながらの道具で男性が2人生地を織っていました。

帰りはホテルまで送ってもらって一人10ルピー(約20円)。

少々値切り過ぎたようで、ドライバーはその後、タバコを吸う人に1本くれと頼んでいました。

いい旅代表 黒崎康弘

いい旅代表 黒崎

(次は聖地バラナシの観光と、ガンジス河へ!)


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