【インド旅行記37】街で見かけたインド文化をピックアップしてみました。。

路上で鳥をさばく

インドを歩いていると、さまざまな場面で日本との違いに驚くことがあります。

今回は特に印象的だった例をいくつかご紹介します。

インドで食育

バスで移動しているとき、窓から後ろを向いた瞬間ぎょっとしました。

生きたニワトリが、逆さにされて自転車にくくりつけられているんです。

こんな光景を見たのは初めてで、どうやらにわとりは、足を束ねて身動きをとれなくされ、これから市場へと運ばれるようです。

鶏肉を売るお店を通りかかると、路上で生きた鳥をさばいている様子が見られました。

恐ろしかったですが、日本では逆にこうした光景が見えないからこそ、安易に食べ物が捨てられてしまうのかもしれません。

インドで食育を受けたような気がしました。

ニワトリをぶら下げた自転車

▲ニワトリを運ぶ自転車

レストランでは体重を計る?

夜ご飯を求めてレストラン街を歩いていたときのことです。

ふと見ると、お店の前に変な形をした台があることに気づきました。

良く見ると、それは体重計でした。

「自分の体重をきちんと知りましょう!」という表記があり、しばらくすると実際に小さな子供が計測していました。

計るのにお金はかからないようです。

街角にこんなにも堂々と体重計が置いてあると、大きな違和感を覚えますが、きっと体重計を持っている家が少ないからなのでしょう。

食べる前に計るべくなのか、食べた後に計るべきかは不明ですが、少なくともインドでは、レストランで体重を量ることが奨励されているようです。

レストランの体重計

▲レストランの体重計

ショッピングセンターで身体検査

ショッピングセンターに入るとき、入り口に行列があるので何かと思うと、みな入場するのに身体検査を受けていました。

やり方は空港と同じで、ゲートをくぐり、手荷物は開けて中身をチェックされます。

列は男女別に分かれています。

インドなので雰囲気はゆるいのですが、インド人であろうと外国人であろうと、全員がこの検査を受けなければなりません。

また、食品売り場では貴重品の確認とレシートの確認をされ、入る時には、カメラなどの貴重品を預けなければならないのでした。

買物を終えると、出口で警備員が待ち構えています。そこで袋に入っているものとレシートの内容とを比べられ、全て一致しなければお店を出ることができません。

これは置き引き&万引きへの対策なのでしょう。。。

日本の感覚でうっかりレシートを捨ててしまうと、スーパーから出られなくなってしまうのでくれぐれもご注意ください。

ショッピングセンターの身体検査

▲買物前には身体検査

 

旅行中に感じる違和感は、異文化を肌で味わう最高のきっかけになります。

街を歩きながら、さまざまなところに転がっている小さな「インド文化」を探してみるのも面白いのではないでしょうか。


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