世界最大のお祭り『クンブメーラ』が始まりました!
こんにちは! いい旅インドの伏見です。
一昨日の15日に、インドのお祭り『クンブメーラ』が北部ウッタル・プラディーシュ洲のアラハバード(イラーハバード)で始まりました! 世界最大級の宗教行事と言われるこの『クンブメーラ』はヒンドゥー教による巡礼で、8週間に渡って行われます。その動員数なんと1億人超え!!
『クンブメーラ』とは『水がめの祭り』という意味で、ガンジス河で沐浴することで罪が清められると信じられています。この時期の沐浴は、1回で通常の沐浴1000回分に値するとされているんですって。そのためか、15日の夕方には1800万人以上のヒンドゥー教徒が、ビブーティ(聖なる灰)を体に塗って沐浴したのだそうですよ!
▲ヒンドゥー教徒でごった返す聖なる河!
『クンブメーラ』はアラハバード(イラーハバード)の他、ハリドワール、ナシーク、ウジャインという4つの都市で3年ごとに開催されるので、それぞれの場所で12年ごとに開催されることになります。この4つの都市は、神様が不死の妙薬を入れた水がめを運ぶ際にしずくが滴った場所とされていて、敬虔なヒンドゥー教徒にそう信じられているそうですよ。
また、アーダ・クンブメーラという巡礼は6年おきにハリドワールとアラハバード(イラーハバード)で開催されるのですが、2013年にアラハバード(イラーハバード)で開催された際には1億人が参加したのだそうです!!
▲夜にはアルティ(礼拝)が行われます
次は3年後の2022年、ガンジス河の源流であるハリドワールで開催されます。世界各国からも観光客が訪れるため、交通機関やホテルは予約でいっぱい!更に街は大変な混雑になるそうですので、ぜひ体験してみたいという強者は心してご準備を!!