ムンバイに新しい世界遺産が誕生!【ビクトリア朝のコロニアル建築とアール・デコの遺産群】

こんにちは! いい旅インドの伏見です。

ムンバイに新しく世界遺産が誕生しました~!
【ビクトリア朝のコロニアル建築とアール・デコの遺産群】が登録され、インドの世界遺産は合計で73になったんですよ!これらの建築物は、19~20世紀に都市計画事業の一環として建てられ、インドの要素も取り入れられた独自の建築様式は、『インド・デコ』と呼ばれているそうです。

ムンバイの新しい世界遺産!

<ビクトリア朝のゴシック建築群>
・高等裁判所
・ムンバイ大学
・官庁
・ナショナルギャラリー・モダン・ミュージアム
・エルフィン・ストーン・カレッジ
・デビッド・サソーン・ライブラリー
・チャトラパティ・シヴァーシー・マハーラージ・ヴァッツ・サングラハラヤ(旧プリンス・オブ・ウェールズ博物館)
・ウェスタン・レイルウェイズ・ヘッドクオーターズ

ムンバイ大学はインド最古の大学の一つで、イギリス統治下の1857年に創設されました。徐々に教育機能を高め、1948~50年に実施された大学の配置再編計画によって国立大学になったのだそうです。イギリス人建築家が設計しており、ロンドンをイメージした時計塔が大学の象徴となっています。世界遺産になる前にムンバイに行った際、ステキな建物だな~と目がいったのがこのムンバイ大学だったんですよ!

ムンバイ大学

▲世界遺産ムンバイ大学 門の中に守衛さんがいて、残念ながら中には入れませんでした・・・

ムンバイ大学の図書館入口に建っている時計塔は、1878年に完成したゴシック・リヴァイヴァル様式の建物。ロンドンのビッグベンをモデルにしているんだそうです!

ムンバイ大学

▲ラジャバイ時計台

世界遺産チャトラパティ・シヴァーシー・マハーラージ・ヴァッツ・サングラハラヤ(旧プリンス・オブ・ウェールズ博物館)は、1905年にイギリス皇太子訪印に合わせて建てられました。ゴシック様式にムガール朝のイスラム建築を取り入れた『インド・サラセン様式』と言われる独自のスタイルになっていて、素晴らしい庭園が建物を囲んでいます。

また、ヒンズーの神様にまつわる展示物やたくさんの細密画のコレクションが展示され、デリー、コルカタと並びインド3大博物館の1つになっています。

チャトラパティ・シヴァーシー・マハーラージ・ヴァッツ・サングラハラヤ(旧プ リンス・オブ・ウェールズ博物館)

▲世界遺産チャトラパティ・シヴァーシー・マハーラージ・ヴァッツ・サングラハラヤ(旧プリンス・オブ・ウェールズ博物館)

石やレンガ造りの建物は中世を思わせますね。

ウェスタン・レイルウェイズ・ヘッドクオーターズ

▲世界遺産ウェスタン・レイルウェイズ・ヘッドクオーターズ

 

<20世紀のアート現在建築群>
・バッグベイにあるインドのクリケットクラブ
・Dinshaw Wacha RoadにあるRam Mahal
・マリンドライブにあるEros and Regal iconic cinema halls

アラビア海に面しているマリンドライブは、通称『女王のネックレス』と呼ばれてムンバイでも随一の景観を誇っています。そのマリンドライブには200あまりのアールデコ建築群が建ち並んでいるんですよ!

マリンドライブ

▲マリンドライブ

 

いい旅インドでは、新しく登録されたこれらの世界遺産を含め、様々な文化の入り交ざる魅力的なムンバイを廻るツアーも取り扱っています!高層ビル群とゴシック建築が混在する不思議な街ムンバイに是非訪れてみて下さいね♪

ITBIND506 【庶民の生活から高級住宅街まで!】インドの表と裏を満喫♪世界遺産に登録されたビクトリア朝のコロニアル建築群も巡る!ムンバイステイ5日間

 


ページの先頭へ